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サイモン64さんのコメント: 投票数順

★3バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016/米)「男の子ってなにでできてる?」を体現するかのような映画だが、どの男の子も全く同じ成分からできているわけではないので、私は少々食傷気味だった。ベン・アフレックのぬぼーっとした顔がそうさせるのか、「ダークナイト」が投げかけた問いに比べてどうも軽く見えてしまう。[投票]
★2ゲット スマート(2008/米)レスリー・ニールセンのテイストで行くなら、もうちょっとふざけた方が良くない?何を言っても面白くなくて、余りにも面白くないのでクラスの怒りを買ってた小学校の同級生合田君を思い出した。[投票]
★2マイレージ、マイライフ(2009/米)結局何が主張したいのかよくわからない映画で、ジョージ・クルーニーみたいな男前に粋にリストラ宣告なんてされたいか?と、終始なんだか鼻白んでしまった。従業員の不当解雇が横行するアメリカみたいな国に生まれなくて良かった。[投票]
★4歌麿・夢と知りせば(1977/日)とても凝った照明に見入ってしまったし、エロシーンも上出来。しかしながら、実話に基づいた映画だと勝手に思っていたので、ちょっと肩すかしだったのと、江戸時代が舞台なのに妙に左寄りの思想やセリフにしらけた。テーマ曲は古今東西あらゆる映画音楽の中でも特別好きなもので、音楽に☆ふたつ。 [review][投票]
★4アジャストメント(2011/米)まず、天使がニコラスケイジの天使みたいじゃなくて良かった。どうしても「その人」でなければならない事に理由などなく、邪魔されればされるほど障害を乗り越えたくなるというあたりが良く描かれていたと思う。 [review][投票]
★4ハミングバード(2012/英)毎度毎度ジェイソン・ステイサムの映画には必殺仕事人的カタルシスがあるが、今作はちょっと「アジョシ」を想い出した。まあ「アジョシ」も必殺仕事人的な話だけど。[投票]
★4ワイルドカード(2014/米)ジェイソン・ステイサムの役どころの中でも、結構バックグラウンドが面白い人物だと思うが、そのあたりはほとんど描かれないあっさり加減も魅力の一つか。ほとんど武器めいたものを使わないアクションはお見事。[投票]
★1プレミアム・ラッシュ(2012/米)演出意図はわかるし、映像もスリリングでいいんだけど、ブレーキを付けていないピストバイクで公道を走らせるのは良くないと思う。「ダイ・ハード」見ながら「人に銃を向けてはダメ」みたいな野暮天かましてることはわかるんだけど、どうにも納得できない。[投票]
★4リンカーン弁護士(2011/米)マシュー・マコノヒーの、けれん味ある表情がとても良い。助演の有色人種連中もそれぞれ癖があってスリリングであるが、フランシス・フィッチャーの配置はあまりに思わせぶりで、もっと無名の女優の方が良かった気がする。[投票]
★416ブロック(2006/米=独)デビッド・モースって「ダンサーインザダーク」のせいで相当損してる気もするが、ブルース・ウィリスとは初対決って言うのが意外だった。終盤の大きく動く展開が良い。[投票]
★4チャッピー(2015/米=メキシコ=南アフリカ)終盤のカタルシスはなかなかのものだが、この監督はどうしてこのように良い題材を得ながらお涙頂戴的グダグダに流れてしまうのだろうか。[投票]
★5あん(2015/日=仏=独)あん作りの始まりから終わりがきっちり静かに描かれていて秀逸。物語に波紋をもたらす浅田美代子の存在感と演技が非常に巧いと思う。現在(いま)をどうすることもできない永瀬正敏の行き詰まりが身につまされる。[投票]
★5ハドソン川の奇跡(2016/米)一つ気になったのは米国では飛行機の機長といえどもさほど裕福では無いのだなと言うこと。そういえば監督は俳優時代からプアホワイト視点だったかなと、なんとなく排外主義・保護主義のBrexitやトランプ政権につながるような気がした。法廷劇は実に痛快だが、そこに行くまでの硬直化された制度のあり方には疑問が残る。[投票]
★2グリーン・ランタン(2011/米)ライアン・レイノルズが頭が悪そうなのが致命的。バカっぽいならまだしも低脳感が出てしまっては素材に合わないと思う。[投票]
★5ザ・ロード(2009/米)絶望と恐怖の中に時折幸運が訪れる日々。ありし日の幸せな姿を想い涙する。自分にも男の子がいるので、我が身に置き換えるように見てしまったが、うちと違って大変強いお父様に、大変賢いお子様で感心した。[投票]
★5マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015/米)バブル崩壊の1990年頃にも「今が買い時」と、大和証券が講演会やってた。同じ構図だけどアメリカの片隅で行われた詐欺まがいの出来事が日本のちっぽけな会社まで瞬時に波及する世界に変わっていた。しかし最近のブラッドピットは嫁はんになんか洗脳でもされてんのか?[投票]
★5パフューム ある人殺しの物語(2006/独=仏=スペイン)顔色ひとつ変えずにひとつひとつ香りを紡いでいく様は正に耽美的ではあるが、脇役も含め人物像が魅力的なことと、フェルメールの絵画のような色彩感が非常に気に入った。[投票]
★2デビルクエスト(2011/米)うまく表現できないが、他のファンタジー映画では気にならないことがどうにも不快に感じる。「薔薇の名前」のロン・パールマンを起用してなおかつ異端審問という題材を描きながら、こんなにレベルの低い、どんちゃんストーリーしか作れない事に苛立った。[投票]
★4フェア・ゲーム(2010/米)ショーン・ペンってやっぱりうまいなーと、改めて感服する。米国は欺瞞に満ちた国家ではあるけど、希望を持ち続けられる国でもある。そのことが終盤のタクシードライバーとショーン・ペンの会話に集約されているなと思う。 [review][投票]
★3ブロークンシティ(2013/米)いろいろと重層的なストーリーではあるけど、ありがち感を与えてしまうのはなぜなのか。ダニエル007でCIAのエージェントを演じているジェフリー・ライトが好演。[投票]