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壬生義士伝(2002/日) | 「あの日」と同じ綺麗な雪が、彼に因縁を持つ二人の男を引き合わせたのであろうか。 二枚目半の魅力を活かしきれないでいた中井貴一が巡り会ったハマリ役それは・・・ド田舎の極貧侍でがんす! [review] | [投票(2)] | |
続・荒野の1ドル銀貨(1965/伊=スペイン) | 教会の扉がスーッと開き、砂埃が吹き荒れる扉の向こうに立つ軍服男。「帰ってきたぜ!」 この登場カッコ良すぎ!!感情が高ぶると左頬を引き攣らせるジュリアーノ・ジェンマのキャラ造形も面白い。 [review] | [投票(2)] | |
関の弥太ッぺ(1963/日) | “足ながおじさん”である錦ちゃん、正体を明かさない割にヒント与えすぎ! 背後から平気で斬りつける弟分木村功の性分が、物語の流れに上手く合っている。 少し盛り上がりに欠けるが、ラストシーンは絶品。 | [投票(2)] | |
原子人間(1955/英) | 最近のパニックホラー映画とは違って、事件の過程というものを丁寧に描いている。しかし、その分テンポが悪くて盛り上がりに欠ける。 この時代にしては“謎の生命体”もよく出来ていた。 | [投票(2)] | |
ボディ・ダブル(1984/米) | デ・パルマ作品を見ていると、崇拝するヒッチコックにオマージュを捧げているのか、散々コケにして辱めているのかわからなくなる。 | [投票(2)] | |
ロード・トゥ・パーディション(2002/米) | 本家(?)『子連れ狼』ファンとしては、「冥府魔道」とは程遠いT・ハンクスとP・ニューマンの対決に肩透かし。 映像美は実にお見事。 「冥府魔道」版→ [review] | [投票(2)] | |
オーシャンと十一人の仲間(1960/米) | 電話で悪戯けしすぎだぞシナトラ! 本筋に関係ないウダ話&『レザボア・ドッグス』でまんま引用されたラストのカッコ良い闊歩シーン等、タランティーノ作品への影響力絶大だぜアーメン! [review] | [投票(2)] | |
伊豆の踊子(1933/日) | 活況に沸く湯の町を訪れた、愛憎悲喜こもごもな旅人達。 爪を噛んだり足をブラブラさせたりと、純真で可憐な乙女心を体全体の動きで表現する田中絹代の繊細な演技に感心。 | [投票(2)] | |
源氏物語(1951/日) | [ネタバレ?(Y1:N0)] 【乙羽信子】が可憐でカワイイ。そんな彼女を連れ去る光源氏。権力を傘に着た平安時代の『完全なる飼育』。 そんなプレイボーイが最後にくらう手痛いシッペ返し。正直、いい気味である。 | [投票(2)] | |
反逆児(1961/日) | だっ誰か、早く錦ちゃんを楽にしてあげてー! ギリシャ悲劇のような運命的で格調高い戦国「嫁vs.姑」地獄絵巻。 兎にも角にも杉村春子。 [review] | [投票(2)] | |
灰とダイヤモンド(1958/ポーランド) | 結果を急ぎすぎる若者達には、「灰に埋もれたダイヤモンド」は容易に見つからない。 [review] | [投票(2)] | |
雄呂血(1925/日) | その男<女に惚れると>暴走につき。 大衆が生み出す風評の恐ろしさ、権力の理不尽さを問いかけた革新的な時代劇なのだろうが、主人公の度を越した人生空回りぶりに付き合いきれねえ。 | [投票(2)] | |
斬る(1962/日) | 陰惨な話とは裏腹に、溜息が出るほど美しい映像。そのギャップが気色悪いほど心をかき乱す。三隅研次のこだわりが凝縮された71分。 [review] | [投票(2)] | |
ハイ・シェラ(1941/米) | “悪運を運ぶ”犬に懐かれた“女運の悪い”ボギー。内反足の純真娘&アバズレ娼婦という、一見対照的だが一筋縄ではない二人のヒロイン設定がユニーク。 慕ってくる犬を煙たがりながら、「実は嬉しいくせに」と女に指摘されて照れ笑いするボギーが可愛い。 | [投票(2)] | |
ハンニバル(2001/米) | 不思議なもので、今回の自由に動き回るレクター博士は、拘束着で縛られ牢の中に閉じ込められていた前作に較べると怖くないのだ。 | [投票(2)] | |
サイモン・バーチ(1998/カナダ=米) | ママ(アシュレイ・ジャッド)の男性ストライクゾーンの広さに驚く。 アービング作品は出生&親子間にまつわるドギツイ話をさらっと語る。 | [投票(2)] | |
赤西蠣太(1936/日) | なんじゃこりゃ!シーンによってコロコロ変わる作風。予想を裏切る展開。ラストは何故かほのぼのしたホームドラマ風に!伊丹万作の変化球演出に初めて球を受けた私は戸惑うばかり。 [review] | [投票(2)] | |
江戸川乱歩の陰獣(1977/日) | 赤と白の異常なコントラスト。「エログロナンセンス」な映像表現は秀逸だが、癖のある豪華出演陣を活かせていないのが勿体ない!女に対し馬鞭を振るう変態アデランス野郎に扮した、往年の時代劇スター柳太朗さんのブリーフ一丁姿に涙、涙。 [review] | [投票(2)] | |
ザ・プロデューサー(1995/米) | 私がプロデューサーなら、この脚本はボツですな。 「俺も(シゴキに)耐えてきた。今度は俺が暴君になる番だ!」 ハリウッドの世界は体育会系のノリらしい。 | [投票(2)] | |
勝手にしやがれ(1959/仏) | ブチブチ切れる編集がこんなにも心地よいとは! 映画史上に残る最高にダサい結末。 ゴダールのファンに怒られるかもしれないが、このB級映画魂はタランティーノに通じる。 [review] | [投票(2)] |