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[コメント] アイアン・スカイ(2012/フィンランド=独=豪)
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★4参った。不謹慎を架空の絵にして見せることで、現実世界の不謹慎さを浮かび上がらせた。差別性が強く、あざけりも破壊的だが、真摯な絶望感を裏打ちにして知的な娯楽にしているので許容できる。視覚効果技術や美術設計は本格的で、どこかの本家筋以上である。 (ジェリー)[投票(2)]
★4プロパガンダ・コント、ワグナー引用、ナチスネタなどの頭良い系の笑いから、盥が頭にごっつん系の古典的笑い、突然真顔になるラストなど、按分と采配が程よく、とてもクレバー。基本はタイムスリップ+カルチャーショック型のテンプレ的な笑いだけど、「カルチャー」がナチス、っていうのが良いセンス。モンティパイソンが撮っても面白いだろうけど、きっと悪酔いするだろう。安心して気楽に酔える、よい毒。 [review] (DSCH)[投票(2)]
★3往年の筒井康隆のドタバタ小説を思い出した (二液混合)[投票]
★4こんなクールなSF映画は観たことない(走召火暴) (考古黒Gr)[投票]
★4笑いとエロスは控えめだけどギャグとキスが濃厚な映画。ちょっとゆるい雰囲気と本気の美術のマッチングが意外にもとてもいい感じ。 [review] (ロープブレーク)[投票(1)]
★4ポスト『博士の異常な愛情』、はちょっと言い過ぎゴメン(テヘペロ)。 (ホッチkiss)[投票(1)]
★4ナチの設定だけが無茶苦茶なのかと思いきや、それ以上に地球側が無茶苦茶。アメリカ大統領の暴走ぶりが素晴らしい。あのネタは万国共通だったのか。 (すやすや)[投票]
★4愛すべき馬鹿映画かと思いきや [review] (月魚)[投票]
★3平野耕太が大喜びしそうな映画だ。低予算にしては健闘している。 (赤い戦車)[投票]
★4コメディとしては小粒なネタが多く、やや期待外れだった。ただ背後に流れる真摯な問いかけは確かに感じた(特撮も、低予算の割に異様なほど丁寧だし)。でなければ寄付1.5億円も集まらないよなあ・・・ [review] (YO--CHAN)[投票(2)]
★3ユリア・ディーツェが可愛い。戯画的に描かれた各国首相の言行に笑った。 (パピヨン)[投票]
★4ヒロインのレナーテ・リヒター役のユリア・ディーツェは、パイパー・ペラーボに似た顔立ちで結構可愛く、ナチスの制服も地球での格好も似合っていてなかなか好印象。 [review] (わっこ)[投票(1)]
★4「一期目に戦争をした合衆国大統領は必ず再選される」等々、名言満載。たとえB級呼ばわりされようと、この嫌味な志の高さは立派。どこぞの大作のように、これみよがしに特撮シーンが無駄に長かったりしないのも好感。大統領、広報官、女ナチと女優がみなオチャメ。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4制作者はやりたい放題じゃないですか。だから面白いのか。 (K-Flex)[投票]
★4たっぷりの毒気がとても心地よい。それなりに気合の入った衣装や、軽く現実社会をおちょくる数々の小ネタも、その毒気をいっそう引きたてており、いい感じ。 [review] (シーチキン)[投票(5)]