★3 | 思い入れ過多のムードノワールとして前半は良い。ドロンとヴォロンテの2人に軸が定まり安定しているからだが、モンタンとペリエが絡み出すと均衡されたバランスは崩壊し物語は停滞していく。大体肝心の強奪シークェンスがショボ過ぎるし。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 多くを語らないセリフ、音楽。多くを語る、演出。どれも手練れで渋い。渋いがサラッとし過ぎたか。雰囲気が一本調子なのも、物足りない。ラストにもう1つどんでん返しでも欲しかった。何故警察と言わない?足が止まる、なんてメチャ良かった。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | フランソワ・ペリエのネコ愛玩にイヴ・モンタンのおもしろ科学工作。オッサンの行き詰まる単身生活がロボ化した女たちによって重奏される。隙あらばスキンシップに励むアラン・ドロンらのボーイズ・ラヴとの間に、刹那の親和力を生じさせながら。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | いかにメルヴィルがマイケル・マンとジョニー・トーに影響を与えているかが瞭然の傑作。無論画面の「蒼」もそうだが、犯罪を丹念に描く部分こそが素晴らしい。イヴ・モンタンが三脚に据えた狙撃銃を持ち上げた瞬間の驚き、これこそが映画だ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | カメラワーク、人物のフレームイン、暴力、これらを貫く唐突さと簡潔さ。他のメルヴィル作品にも共通して見られるはずのものだが、しかしこれが私を絶えず驚かせる。ジャン・マリア・ヴォロンテ絡みのシーンはどれも面白い。 (3819695) | [投票] |
★3 | 徹底的に主観ショットを排除したジャン・ピエール・メルビル、アンリ・ドカエコンビの画作りで、終始緊張を強いられての2時間越えはさすがにつらく、犯行シークエンスからラストへかけてのカタルシスのなさが鑑賞後10倍の疲れとなって押し寄せる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 雰囲気のある非常にかっこいい映画だったが、印象は薄い。登場人物が多すぎたせいか、演出力不足か、わからない。このての映画は言葉に頼れないから、人間関係をしっかり描くのが難しい。 (ハム) | [投票] |
★4 | パリ郊外の冬の冷たさと男達の冷たさが、サイレントかと見まごうばかりの無口な男達を際立たせる。リアルな緊張感は演出・撮影・照明そして枯れた冬の木立ちによるところの総合力だ。 [review] (sawa:38) | [投票] |
★5 | 「人は、それと知らずに、赤い輪の中で必ずめぐりあう」…か。運命に引き寄せられ群れ集う男達の姿を、淡々と描きながら観る者にずっしりとした印象を残すジャン・ピエール・メルビル監督の恐るべき演出!時を刻む時計の音だけが響く強盗シーンが圧巻。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
★4 | 男たちの繋がりをもっと強く描けば文句なし。 (ドド) | [投票] |
★3 | ドロンは日本に憧れていたのかなぁと思う。この邦題を付けた人も上手いと思う。 (タモリ) | [投票] |
★5 | タバコを投げるだけ。余計なコトバは要らない。 (黒魔羅) | [投票(3)] |
★3 | ドロンの映画に「仁義」のタイトル。いいセンスしてる。ドロンには「仁義」も野暮ったくならないところがすごい。大好きなコメディアンのブールビルのシリアス演技も素晴らしい。 [review] (kinop) | [投票] |
★2 | 深作欣二の映画ではない! (chokobo) | [投票] |
★3 | イブ・モンタンのジャンキー振りはリアル感たっぷり。アラン・ドロンのドライブインでの食事シーンも乙にすました感じがなくこれまたリアル感あり。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★2 | メルヴィル監督、ルグランの音楽、ドカエのカメラ、ドロンとモンタン出演…豪華だが、印象が薄い。 (丹下左膳) | [投票] |