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[コメント] 妹(1974/日)
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★5旭日旗の王冠目に嵌めてソープ嬢にだけ告白を始める「器量が悪い」秋吉久美子。本作は図式的で判りやすく、苦手な敏八映画の観方が呑みこめる処があった。この主人公総否定は若松=大島的作劇の延長にある。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★2失踪というアントニオーニモチーフは日本風土で内田私世界に還元され藤田のモラトリアム価値観を乗され意味不明の混濁に至る。ベビーフェイスの巨乳が襖一枚隔てて今の世界は情緒を廃され風船は萎む。ファーストシーンからタイトルバックが良い。 (けにろん)[投票]
★3妹を女として意識する時期は、兄には大なり小なり生まれると思う。私にも2人の妹がいるが・・・ [review] (RED DANCER)[投票]
★2これですよ、秋吉久美子です。この危なっかしさ! (動物園のクマ)[投票(1)]
★4兄は妹を子供だと思っているが、妹は兄の知らない激しい愛憎のなかにいる。子供じみた仕草に垣間見える自棄と厭世が切ない。貧乏と繁栄が同居する70年代の風俗模様も楽しい。 ()[投票(2)]
★2なぜ、兄の前であられもなく乳を見せる? 近親相姦モノかと思ったらそうでもないらしい。制作者はハダカを見せれば客が喜ぶと考えてんだろうか? たぶん…きっと…そうなんだろうな。女優を脱がすだけしか、日本映画の活路を見出せない主観的マーケティングに、暗澹たる気持ちになった。そしてそれを現在も継承してることも。 (Linus)[投票]
★4あの頃の叙情派フォークと同じで、良くも悪くも時代の産物。個人的には兄貴たちの時代の映画だが、その残り香は悪くない。この時代の秋吉久美子がいかにカリスマ的人気を放っていたかはよくわかる。 (ナム太郎)[投票]
★4けっしていっしょにはなれない二人だからどうしたって切なくなる。息が詰まるほどの閉塞感を表現するのにこれ以上の設定はあるまい。これはのちにガンダムにも受け継がれる。 (ハム)[投票]
★3秋吉久美子の演じる妹は決して理想の妹像ではないけれど、超が付くほどの“理想の妹”だ。と言うよりも理想の年下像というべきか。そして作品の持つ力ではなく、そこに秋吉久美子がいるからというだけで、野郎の三本の足を映画館に向かわせるパワーは絶品すぎる。 [review] (ジャイアント白田)[投票(1)]
★5南こうせつの主題歌で印象が悪くなりがちですが木田高介氏の手掛けた背景音楽は早稲田をグリニッジヴィレッジにトリップさせる程エレガントなカフェ音楽で出ているならサントラ欲しいくらいです。雰囲気いいし秋吉久美子は可愛いし大好き。 (町田)[投票(1)]
★4もちろん完璧ではないけど特に文句もないです。秋吉久美子はかわいいし。しかも脱ぐし。[フィルムセンター] (Yasu)[投票]
★2藤田敏八はこれで評価を落としたんだよね。でも、これにひし美ゆり子ことアンヌ隊員が出演してたとは知らなかった!も一回見よ! (sawa:38)[投票]
★5秋吉久美子の官能的清純さに5点 (ふりてん)[投票]
★3秋吉久美子が観たいばかりに、観ました・・・ (ガンダルフ)[投票]
★3帰属の喪失。ドレス、ジーパン、浴衣、そして花嫁衣裳。着せ替え人形と化した青春。帰る場所も、行く場所も見えない。学生運動終息後の時代の空気がこんな作品を生んだのでしょう。 (ぽんしゅう)[投票(3)]