[コメント] アザーズ(2001/米=仏=スペイン)
やはり『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナバールだった。しかし本作では最後には恐怖から解き放たれ感動が全身を駆けめぐる!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ニコール・キッドマンの姿が消え、紙切れだけが宙に舞う瞬間、今まであったはずの世界と別の世界が一瞬で逆転する。
そして分かる、自分が存在している、自分を取り囲んでいる世界の曖昧さ、不確実さ。しかし同時に認識する、自分と自分の愛する者が存在している空間の確実さ。今というこの空間は自分達のものであると意識する解放感。
凍てつくような恐怖と永遠の暗闇から解放され、光を見出した親子。感動した。
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