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[コメント] 悪の階段(1965/日)
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★5ヌメッとした黒と、光の白。すごいのだ。これさえあれば映画だ、という気分になってしまうくらいに。これまた山崎努のギョロ目にぴったりなんだよなー。 (オノエル)[投票(3)]
★5娯楽映画としてお約束の展開ではあるが、その「お約束」ですらまともに撮れなくなった今の日本映画に絶望していた自分としてはこの映画に出会えたことを心から嬉しく思った。 [review] (ごう)[投票(1)]
★5素晴らしき哉フィルムノワール。光の使い方が抜群で、画面の構図もいちいちピシーッと決まっている。音の入り方もカッコイイ。類型的な演技ではあるが、それがまた「お決まりの美学」で魅せてもらえてフルフル感動。惜しむらくは話がちょっと…。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4予想を超える展開や抜きん出た名演などなくとも、何をどう見せれば客は映画を映画として楽しめるかを知り、その選択と加減さえ誤らなければ自ずと映画は生まれるという好例。主役は光と影で、ポイントはあらゆる意味において主体を持たない団令子の存在。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4プロット自体はややありきたりだけど、雰囲気に酔える魅力に溢れる。特に、音楽の使い方が抜群に素晴らしい。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4もしかすると映画史に葬られた「和製フィルム・ノワール」というジャンルがあるのかもしれない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4再現度80%のフィルムノワール。想像するに作り手の「ジャンル・ノワールを作ろう」とする意図が、分かりやすい予定調和や説明セリフといった欠点になっているような気もする、が、映像と役者陣の演技と音楽のキレには痺れた。 (Kavalier)[投票(2)]
★4札束数えたり、酒をトクトクと注ぐ動作にあわせて劇伴がつくられてるんだよね。そういう手法はめっきりお目にかからなくなったけど。 (ガリガリ博士)[投票(1)]
★4完全犯罪ならぬ“完全映画”。一瞬ありがち(オーソドックス)な犯罪映画に思えるが、ここまで王道なものは邦画では逆に珍しい。分類的にはフィルムノワールに入るだろうけど、そんなことより、ものすごく安定感のある良質な作品。要するに破綻がない。 (リヤン)[投票]
★4黄門様もワルよのう [review] (TOMIMORI)[投票]
★3大衆小説ネタのノアールに新味はないが、各俳優の持ち味を交錯させて巧み。彼等が好きなら愉しめる作品。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★34人組の強盗犯の話。4人は山崎努西村晃久保明加東大介。そこに山崎の女・団令子が加わって主要キャストだ。犯行の準備及び強奪金の隠し場所として、山崎は、団と原っぱの中の一軒家を借りる。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3淡々と進み、冷徹さを崩さない山崎努がよい。ストーリーの進行とあわせて、「ははあ、こういうことか」と思える映画というのは、多いようで意外と少ないんだよね。 (シーチキン)[投票]