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悪の階段 (1965/)

[Drama/Thriller]
製作金子正且
監督鈴木英夫
脚本鈴木英夫
原作南条範夫
撮影完倉泰一
美術中古智
音楽佐藤勝
出演山崎努 / 団令子 / 西村晃 / 久保明 / 加東大介 / 久保菜穂子 / 佐田豊 / 庄司一郎 / 清水元 / 土屋嘉男
あらすじ同じ建設会社で働く岩尾(山崎努)・下山(西村晃)・熊谷(久保明)・小西(加東大介)の4人の男達は岩尾をリーダーに、ある会社の金庫に眠る現金4千万円を盗み出すことに成功する。後は当初の予定通り、ほとぼりが冷める6ヶ月の間は金を眠らせて、その後4等分すれば計画は成功だった。ところが1ヶ月もしないうちに熊谷が自分の分け前を欲しいと言い出す。足がつくのを恐れる他の3人。どうしてもすぐに金が欲しい熊谷。そこに岩尾の女ルミ子(団令子)も加わって、さっきまで仲間だった筈の犯罪者同士の虚々実々の駆け引きが始まった……。 (ごう)[投票]
Comments
全13 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ヌメッとした黒と、光の白。すごいのだ。これさえあれば映画だ、という気分になってしまうくらいに。これまた山崎努のギョロ目にぴったりなんだよなー。 (オノエル)[投票(3)]
★5娯楽映画としてお約束の展開ではあるが、その「お約束」ですらまともに撮れなくなった今の日本映画に絶望していた自分としてはこの映画に出会えたことを心から嬉しく思った。 [review] (ごう)[投票(1)]
★5素晴らしき哉フィルムノワール。光の使い方が抜群で、画面の構図もいちいちピシーッと決まっている。音の入り方もカッコイイ。類型的な演技ではあるが、それがまた「お決まりの美学」で魅せてもらえてフルフル感動。惜しむらくは話がちょっと…。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4予想を超える展開や抜きん出た名演などなくとも、何をどう見せれば客は映画を映画として楽しめるかを知り、その選択と加減さえ誤らなければ自ずと映画は生まれるという好例。主役は光と影で、ポイントはあらゆる意味において主体を持たない団令子の存在。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4プロット自体はややありきたりだけど、雰囲気に酔える魅力に溢れる。特に、音楽の使い方が抜群に素晴らしい。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4もしかすると映画史に葬られた「和製フィルム・ノワール」というジャンルがあるのかもしれない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4再現度80%のフィルムノワール。想像するに作り手の「ジャンル・ノワールを作ろう」とする意図が、分かりやすい予定調和や説明セリフといった欠点になっているような気もする、が、映像と役者陣の演技と音楽のキレには痺れた。 (Kavalier)[投票(2)]
★4札束数えたり、酒をトクトクと注ぐ動作にあわせて劇伴がつくられてるんだよね。そういう手法はめっきりお目にかからなくなったけど。 (ガリガリ博士)[投票(1)]
★4完全犯罪ならぬ“完全映画”。一瞬ありがち(オーソドックス)な犯罪映画に思えるが、ここまで王道なものは邦画では逆に珍しい。分類的にはフィルムノワールに入るだろうけど、そんなことより、ものすごく安定感のある良質な作品。要するに破綻がない。 (リヤン)[投票]
★4黄門様もワルよのう [review] (TOMIMORI)[投票]
★3大衆小説ネタのノアールに新味はないが、各俳優の持ち味を交錯させて巧み。彼等が好きなら愉しめる作品。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★34人組の強盗犯の話。4人は山崎努西村晃久保明加東大介。そこに山崎の女・団令子が加わって主要キャストだ。犯行の準備及び強奪金の隠し場所として、山崎は、団と原っぱの中の一軒家を借りる。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3淡々と進み、冷徹さを崩さない山崎努がよい。ストーリーの進行とあわせて、「ははあ、こういうことか」と思える映画というのは、多いようで意外と少ないんだよね。 (シーチキン)[投票]
Ratings
5点6人******
4点13人*************
3点5人*****
2点1人*
1点0人
25人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

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