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muffler&silencer[消音装置]さんのコメント: 更新順

★4ドレッサー(1983/英)「ある」と信じていたものが「なかった」と気付かされた時の、やり切れない怒り、喪失感。親友からの絶縁状を読むのに似た、胸の痛みが残る。ともかく、主演二人の緊張感溢れる息詰まる演技は、まるでサスペンス。[投票(3)]
★4リビング・エンド(1992/米)totally fucked upな奴ら、煤まみれの魂の叫びのままに。熱死に向けて絶望的な疾走感。[投票]
★3ナッツ(1987/米)バーブラの鷲鼻が語る「迫真性」と「正当性」。[投票]
★2モーニング・アフター(1986/米)ニューヨークを撮り続けたルメットの目に映るロスが独特。お話は、かなり底の浅いミステリー。[投票]
★5柔らかい殻(1990/英)「妄想」と「悪夢」、子どもが引いたその「境界線」から噴出した、絶叫せずにはおれない「現実」とは。その圧倒的映像美に目をえぐられ、物語の衝撃に心を貫かれた。[投票(2)]
★4追想のワルツ(1989/デンマーク)「人生の短い夏と早い秋の訪れ」。人生の黄昏時、僕は誰とどんなダンスを踊ることができるのだろうか?[投票]
★2フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米)星条旗で覆われた、陳腐なセリフにチープな感動。アメリカ人の歴史コンプレックスの露呈。 [review][投票(2)]
★3セブン(1995/米)あんな暗がりで現場検証するのは、どうかと思うな。電気つけろよ![投票(4)]
★1キリマンジャロの雪(1952/米)同名異作。ヘミングウェイ嫌いな僕でさえ、あのラストは原作への冒涜に他ならんと思うぜ。[投票]
★3フィラデルフィア(1993/米)これほど大きな友愛(Philadelphia=the City of Brotherly Love)に包まれ、闘い、逝った彼は幸せだ。この誠実と偽善が鬩ぎあう物語に流す涙があるならば、忘れないでほしい、孤独と絶望の中で亡くなった大勢のエイズ患者の存在を。 [review][投票(5)]
★4夏至(2000/仏=ベトナム)艶々した黒い髪、毛穴まで見える皮膚感、光る鶏の皮やカマキリ、抉られるフルーツに散る花、無数の円を描く水面、翡翠色の大雨、その瑞々しい場面のすべてが「なまめかしい」。wet,wet,wet. [review][投票(16)]
★2王は踊る(2000/独=仏=ベルギー)王は踊らない。 [review][投票(2)]
★3ブルックリン最終出口(1989/独=米)生きることにイッパイイッパイな男と女、心に潜む絶望を冷たいエネルギーに変え、鉛色の空に放つ…オッパイも。重厚だが、原作に忠実だからか、描き方が小説的で、映画として強い印象を残すほどでなかった…オッパイ以外は。[投票]
★3アントニア(1995/英=ベルギー=オランダ)橋田壽賀子作大河ドラマ一年分、年末ダイジェストで一挙二時間放映、どうせなら一年かけて見たかった、そんな感じ。 [review][投票]
★4ひなぎく(1966/チェコスロバキア)堕天使がくれた「おいしい」虹色世界、たっぷり毒入りスパイシー、昇天。 [review][投票(5)]
★4チャーリーズ・エンジェル(2000/米)ズ。 [review][投票(3)]
★3鬼畜大宴会(1998/日)どれだけ凄惨な画を見せつけられても、残るのは、「まだ何も見ていない」という渇き。 [review][投票(5)]
★5動くな、死ね、甦れ!(1989/露)どんな色より豊かで鮮やかなモノクロ画面から迫り来る、圧倒的な「命」のほとばしり。観る者を捻じ伏せる、その「真実」と「瞳」の力。 [review][投票(2)]
★4彼女を見ればわかること(2000/米)「約束」を待ち続ける女たち…「きっと明日こそ」と静かに、したたかに、しなやかに。時に涙することあっても、何とか己を己で支えて。さりげなく「赤い糸」で綴じられた大人のための珠玉の短編集。[投票(11)]
★3セント・オブ・ウーマン 夢の香り(1992/米)瞽者(blind)アル・パチーノが貴方を聾者(deaf-mute)にします。 [review][投票(3)]