muffler&silencer[消音装置]さんのコメント: 更新順
ドレッサー(1983/英) | 「ある」と信じていたものが「なかった」と気付かされた時の、やり切れない怒り、喪失感。親友からの絶縁状を読むのに似た、胸の痛みが残る。ともかく、主演二人の緊張感溢れる息詰まる演技は、まるでサスペンス。 | [投票(3)] | |
リビング・エンド(1992/米) | totally fucked upな奴ら、煤まみれの魂の叫びのままに。熱死に向けて絶望的な疾走感。 | [投票] | |
ナッツ(1987/米) | バーブラの鷲鼻が語る「迫真性」と「正当性」。 | [投票] | |
モーニング・アフター(1986/米) | ニューヨークを撮り続けたルメットの目に映るロスが独特。お話は、かなり底の浅いミステリー。 | [投票] | |
柔らかい殻(1990/英) | 「妄想」と「悪夢」、子どもが引いたその「境界線」から噴出した、絶叫せずにはおれない「現実」とは。その圧倒的映像美に目をえぐられ、物語の衝撃に心を貫かれた。 | [投票(2)] | |
追想のワルツ(1989/デンマーク) | 「人生の短い夏と早い秋の訪れ」。人生の黄昏時、僕は誰とどんなダンスを踊ることができるのだろうか? | [投票] | |
フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米) | 星条旗で覆われた、陳腐なセリフにチープな感動。アメリカ人の歴史コンプレックスの露呈。 [review] | [投票(2)] | |
セブン(1995/米) | あんな暗がりで現場検証するのは、どうかと思うな。電気つけろよ! | [投票(4)] | |
キリマンジャロの雪(1952/米) | 同名異作。ヘミングウェイ嫌いな僕でさえ、あのラストは原作への冒涜に他ならんと思うぜ。 | [投票] | |
フィラデルフィア(1993/米) | これほど大きな友愛(Philadelphia=the City of Brotherly Love)に包まれ、闘い、逝った彼は幸せだ。この誠実と偽善が鬩ぎあう物語に流す涙があるならば、忘れないでほしい、孤独と絶望の中で亡くなった大勢のエイズ患者の存在を。 [review] | [投票(5)] | |
夏至(2000/仏=ベトナム) | 艶々した黒い髪、毛穴まで見える皮膚感、光る鶏の皮やカマキリ、抉られるフルーツに散る花、無数の円を描く水面、翡翠色の大雨、その瑞々しい場面のすべてが「なまめかしい」。wet,wet,wet. [review] | [投票(16)] | |
王は踊る(2000/独=仏=ベルギー) | 王は踊らない。 [review] | [投票(2)] | |
ブルックリン最終出口(1989/独=米) | 生きることにイッパイイッパイな男と女、心に潜む絶望を冷たいエネルギーに変え、鉛色の空に放つ…オッパイも。重厚だが、原作に忠実だからか、描き方が小説的で、映画として強い印象を残すほどでなかった…オッパイ以外は。 | [投票] | |
アントニア(1995/英=ベルギー=オランダ) | 橋田壽賀子作大河ドラマ一年分、年末ダイジェストで一挙二時間放映、どうせなら一年かけて見たかった、そんな感じ。 [review] | [投票] | |
ひなぎく(1966/チェコスロバキア) | 堕天使がくれた「おいしい」虹色世界、たっぷり毒入りスパイシー、昇天。 [review] | [投票(5)] | |
チャーリーズ・エンジェル(2000/米) | ズ。 [review] | [投票(3)] | |
鬼畜大宴会(1998/日) | どれだけ凄惨な画を見せつけられても、残るのは、「まだ何も見ていない」という渇き。 [review] | [投票(5)] | |
動くな、死ね、甦れ!(1989/露) | どんな色より豊かで鮮やかなモノクロ画面から迫り来る、圧倒的な「命」のほとばしり。観る者を捻じ伏せる、その「真実」と「瞳」の力。 [review] | [投票(2)] | |
彼女を見ればわかること(2000/米) | 「約束」を待ち続ける女たち…「きっと明日こそ」と静かに、したたかに、しなやかに。時に涙することあっても、何とか己を己で支えて。さりげなく「赤い糸」で綴じられた大人のための珠玉の短編集。 | [投票(11)] | |
セント・オブ・ウーマン 夢の香り(1992/米) | 瞽者(blind)アル・パチーノが貴方を聾者(deaf-mute)にします。 [review] | [投票(3)] |