★4 | 視線のエロス(1997/仏) | 全て主人公の視線の主観カメラで撮っています。まさに「視線」の映画。
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★3 | ザ・ビーチ(2000/米) | なんか「苛つく」映画だ。 [review] | [投票(2)] |
★5 | U2 魂の叫び(1988/米) | 私はこのドキュメンタリーでU2のことを好きになりました。人生でここまで熱くなった事はありません。ボノとともに怒り、そしてやさしくなれたような気がします。 | [投票(3)] |
★3 | バトル・ロワイアル(2000/日) | 「暴力」の美しさ。この映画にはテーマなんかないと思います。内容なんて関係なく、いかに映画的に「殺し合い」を描くかだけです。 [review] | [投票(18)] |
★4 | ファイナル・デスティネーション(2000/米) | 確かに凄く面白いが、死の描写があまりにもリアルで観ていていい気持ちにはなれない。最近かなり死の描写がリアルな傾向にあるが本当にそれでいいのか疑問です。人の心に何かしら影響がでそうで恐いです。 [review] | [投票(8)] |
★3 | パーフェクト・ストーム(2000/米) | 前半の静かな30分が真面目なハリウッドの映画屋の力を感じた。後半のCGは凄腕のプログラマーの技術を感じた。そして全体のストーリーはいつものアメリカ映画の大雑把さが感じた。 | [投票(8)] |
★5 | 男と女(1966/仏) | 「映画は男と女と車があれば作れる。」といったのはゴダール。ゴダールの映画と対極の所にあるが、この映画も「男と女と車と音楽」の映画だ。 | [投票(11)] |
★1 | 透視する女(1999/日) | デジタルビデオで簡単に「映画」が作れる。それは素晴らしい事だが諸刃の剣でもある。簡単であるが故に映画自身も「容易」になってしまのは困る。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 1999年の夏休み(1988/日) | 夏休みの学校っていつもは友達とか人がいっぱいいるのに誰もいないという「妙な感じ」があります。夏で暑いのに教室の机は少しひんやりしている。なんか異世界にいるような感覚です。この映画もその妙な感覚があります。 | [投票(6)] |
★4 | 黒い罠(1958/米) | モノクロ、白黒の映画。しかし白と黒の世界ではなくほとんど「黒」。その「黒」はただの黒じゃない。闇の中の黒、メキシコという異世界の黒、人間の悪の部分の黒、画面上だけでない「黒」でいっぱいの映画だ。 | [投票(6)] |
★3 | デストラップ 死の罠(1982/米) | ファーストシーンでワンカット目が舞台の役者の横顔のアップ。ツーカット目、マイケル・ケインがカーテン越しに舞台を観ているアップ。それをもう一回繰り返す。この4カットでこの映画は傑作の予感がした。いい映画はファーストカットでわかります。 [review] | [投票(2)] |
★3 | リリイ・シュシュのすべて(2001/日) | 映画を語るときあまり技術的な事は重要じゃないかもしれません。しかしこの映画では岩井俊二はデジタルビデオによって「自由」と「リアル」を手にしたと思います。ただしそれを引き換えに彼の「完成度の高さ」は失ったかもしれません。 [review] | [投票(4)] |
★2 | 回路(2001/日) | 黒沢清の映画にとって「インターネット」という題材はただの道具のように見えます。別に「インターネット」を描きたいのではなく、また人と人との「つながり」のようなテーマでもなく、ただ単に「恐怖」だけを描きたかったと思います。最近の黒沢清の映画はテーマが出すぎているので見るのに疲れてしまいます。そんなに大風呂敷を広げないでとことん「恐怖」を追及してほしいです。 [review] | [投票(9)] |
★5 | グロリア(1980/米) | 最近この映画のリメイクがあったがストーリーはリメイク出来ても、主演のジーナ・ローランズの存在感はリメイク出来なかった。この映画は彼女の存在感で成り立っています。彼女はリアルで本当に美しい。 | [投票(12)] |
★3 | ファイナルファンタジー(2001/日=米) | 表面的「リアル」と本質的な「リアル」。この映画はどちらでしょうか? [review] | [投票(11)] |
★5 | 青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム) | 「夜」が本当の「闇」として描かれ、「映画音楽」ではなく「独立した音楽」として存在し、「時間」が「現実の刻」として流れる。
リアルでもなくスタイリッシュでもなく「映画的」な作品。 | [投票(17)] |
★4 | 野良犬(1949/日) | 主人公がスリの女を執拗に追っかけていき最後に彼女が根負けして白状する。そこで女スリが「こんなに星がきれいだったんだね。何年ぶりだろう。」と夜空の星を見る。この映画はすごい緊張感の連続でとてもスリリングですがこのシーンで主人公も観てる私も一時ほっとしました。 | [投票(8)] |
★4 | 許されざる者(1992/米) | 西部劇は勧善懲悪の世界だったが、主人公はそれほど善人でなく、悪役もそれほど悪人ではない。この映画によって今までの西部劇は終わったかもしれない。その幕引きをミスター西部劇のイーストウッドがやったことにこの映画の意味があるかもしれない。西部劇はこの映画で終わり、また始まった! | [投票(10)] |
★4 | フィールド・オブ・ドリームス(1989/米) | 主人公の奥さんが黙って遠くから見つめていて球場のライトをつけるシーンは彼女の優しさが出ていた。男は馬鹿みたいに夢を追い求め、そんな男をじっと見守ってくれる女の人は最高です。彼女も主人公を通して一緒に「夢」を見たかったのかな? | [投票(12)] |
★1 | 竹取物語(1987/日) | 本当にひどい作品だが、まさに「日本映画の王道」という感じがする。それはNHKに似ているからか、いや良心的なNHKはこんな作品を作らないだろう。しかし毎年このての愚作が大手をふって製作される。 | [投票(1)] |