[コメント] ギフト(2000/米)
これはストーリーよりも映像重視で。ケイト・ブランシェットの持つはかなげな透明感がなお一層マッチしてる作品。個人的にはジョバンニ・リビージ、グレッグ・キニアらの扱われ方がとてもいい。キアヌ・リーブスなんか、さらにいい。
『ロード・オブ・ザ・リング』に続き立て続けに彼女を見たが、 2作とも共通している(と私は思う)彼女が見せる透き通る透明感がなんとも心地よい。
心地よいっていう表現は変だな、 なんというかはかなげでこの人は守ってやらないとどうしようもないかも、と思わせながらも内に秘めた静かな強い意志なども垣間見えたりしてすごく魅力的な女優さんだと思う。
私の好きな、でもって勝手にB’(ダッシュ)級俳優と称する ジョバンニ・リビージ、グレッグ・キニアあたりが配役されているのもこの映画に愛着を持ってしまう。 リビージなんてねえ、挙動不審、私生活もアヤシイ、弱っぽい、キレたらなにするかわからない役なんてやらせたらハリウッド1なのではと思ってます(勝手に)。
キアヌの扱われ方もいいぞー。 観客には「ええ!?キアヌが?」って思わせるのを狙ってたのかもしれないが、全然違和感ないし。ましてそんな扱いでおめでとう、と私はちょっと言いたい。
ストーリー的にはさほどひねりもないように感じたが、俳優たちの演技力、そして魅力、なによりもサム・ライミが作り出すこの映像感に浸りたい。
んでもって「キアヌのお礼参り」とかでまた物語は始まっちゃうのでしょうか・・・
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