「ヨーロッパ映画代表作」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
セントのコメント |
8 1/2(1963/伊) | 名画、巨作、、、。イメージが先行して評価しづらい映画です。作家が創作の苦悩を映画化するのは自己満足です。そんなの当たり前に思う。一般観客がそこに入っていけない尊大なもの、のようなものを感じる。 | [投票] | |
イル・ポスティーノ(1995/仏=伊) | この映画、館内で号泣しちゃったこと覚えてます。きれいに撮ってるけど、世に出た成功者(詩人)からは、一介の庶民・ファンは所詮この程度のモノでしかないということなのだ。そのお互いのギャップ感が強烈だなあ。 | [投票] | |
トリコロール/青の愛(1993/仏) | キェシロフスキの作品の中でも完成度高い。人間は喪失感から何を求めるか。生きるとは何か。愛は存在するのか。(映画ではあると言う。)人間は何故生きてゆくのか。主人公と共に私たちも自問する時間を持たされる。 [review] | [投票(5)] | |
トリコロール/白の愛(1994/仏=ポーランド) | やはり面白い。白=たかまりなんでしょうな。こんな一途な愛も子供っぽいけど純粋だよね。キェシロフスキにコメディーの素質が大ありだったという証明。あんなおっさんが可愛く見えてくるもんね。男には哀しみも嬉しさも両方解るぜ。 | [投票(2)] | |
気狂いピエロ(1965/仏) | 私たち、青春とは呼ぶにはあまりにも辛すぎる時代を生き延びた者からは永遠の映画です。字幕そのものが詩であり、私たちの心でもあります。当時アンナ・カリーナは神に等しかった。今、観ようと思ってももう戻れない自分に気付くだけ。 | [投票(7)] | |
トリコロール/赤の愛(1994/スイス=仏=ポーランド) | うーん、遺作か。生、愛に対する気持ちは上昇的だね。エネルギーに満ちている。それより、この映像のクリアさ、色彩の大胆な使用は美の極地。うっとりしながら、人生の機微をじっくり見れました。ありがとう、キェシロフスキ! | [投票(2)] | |
勝手にしやがれ(1959/仏) | 20年ぶりに見て、映像の素晴らしさに驚く。セリフは割といい加減だったんだなあ。ゴダールはラストで無理やり愛の映画にしちゃったんですね。それが当時は分からなかった。 | [投票] | |
パリ、テキサス(1984/独=仏) | ラスト30分の珠玉の美しさ。このために2時間ゆったりしてたんだよね。それにしても映画史でも比類ない心を写す美しさ。鏡の部屋の使い方。これこそ名画。 | [投票(5)] | |
グラン・ブルー(1988/仏) | かの有名なベッソンの初期の傑作と誉れ高い映画を初めて見る。最近の彼の、流したような作品群に見飽きた僕はこの作品の「青春の鎮魂歌」に驚き、その若き遠吠えのするような灼熱の熱き想いに息をのむ。 [review] | [投票(7)] | |
ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド) | すごいです。こんなに、手で丁寧に糸を紡ぐように織って作った、宝石のような映画。震えが来るぐらいです。主人公を通して、人間の本源的な存在そのものの哀しみを映してる。繊細だ。キェシロフスキの哀しみが伝わってくる。 | [投票(2)] | |
ディーバ(1981/仏) | なかなか凝った作りに映画の躍動感を覚える。 [review] | [投票(1)] | |
ベニスに死す(1971/伊) | 立派過ぎるぐらい完璧な映画。若さと老い。生と死。自然と文明。美と醜。人間はかくして誰でも死ぬ。死は美しくない。汚い。死ぬために人間は生きて行く。そのすべてをあからさまにしてゆく。 | [投票(3)] | |
ベティ・ブルー/愛と激情の日々(1986/仏) | いかれた女に気持ちが入っていかなかったから、醒めた感覚で見ていたが、 [review] | [投票(2)] |