★4 | 以前、何かで読んだことがある。たとえ相手が異性だろうが同性だろうが、「人を好きになるということは、その人の悪い部分まですべて含めて好きになることだ」。だとしたら、ベニグノまでをも許容するマルコという男の彷徨える「愛情」こそが悲しくも不気味だ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 性欲を絡めずに、純愛だけで押し通せばこのテーマはより明確になったはず。それが例え常軌を逸脱していようが、その無償の恋は昇華出来たのに。同様に女闘牛士のエピソードも拡げた風呂敷を畳めなかった。 (sawa:38) | [投票] |
★5 | こんな事件が実際にあったら吐き気がするが、しかし、この映画は美しい。 [review] (SUM) | [投票] |
★5 | アルモドバルいよいよ洗練されてきて、冒頭とラストに演劇シーンを持ってくるとは今一番乗ってる証拠。すごい映像を送ってくれました。ある意味では、異常な話なのに全くそれを感じさせない。むしろ
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 現代映画が観客に喚起させる感情は、本作のように複雑であるべきだろう。良いか悪いか、肯定できるかできないか、普通か異常か・・・そういった単純さで括れるような世界に、最早我々は生きていない。 (赤い戦車) | [投票(4)] |
★4 | 見る、ヴァカンス。 [review] (MM) | [投票] |
★4 | 介護士ベニグノの想う気持ちが主題であり、その為に記者マルコの物語が語られ、その為に闘牛士リディアの存在がある、のなら少し残念だ。片想い・未練・恋人の過去・恋人の裏切り・憐憫と友情、…どの項も辛く切ない人間の性だからだ。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 同病相憐れむ男達の被虐の友情が帰結であったのなら、女闘牛士等という奇矯な設定が必要だったのかと思う。何より、こうも変態的且つ一方的な愛が正当化されるべくも無く、アルモドバルのどっちつかずのスタンスが映画を煮え切らないものにした。 (けにろん) | [投票(3)] |
★2 | ある種のマニアの方にはタマンナイシチュエーション!西班牙植物人形狂詩曲(スペイン・プランツドール・ラプソディー) [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★5 | いろんな意味で、贅沢を知っている人のような気がして、見ていて気持ちがいい。この監督は。 [review] (tomcot) | [投票] |
★3 | そうは言ってもやはり「異常な話」ではないでしょうか。無粋だけど、このような話を美化することにどこか倫理的に抵抗感を覚えてしまった。 (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 現実に照らし合わせて共感できるかとか感情移入できるかとか、ベニグノの行為を肯定するかしないかなんてことは映画とは関係のない事柄だ。単純に色々な道具立てが見事にスリルに機能している、だから良い映画である。しかし途中で挿入されるサイレント映画は酷い。これを挟み込みたい気持ちも判るけれど無いほうがよっぽど良い。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 醜いものどもの上に美しいものが咲き誇る、そんなファンタジー。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(3)] |
★3 | 倒れる女支える男。視覚的には美しさが、感覚的にはヌメった感じばかりが思い出される。 (かるめら) | [投票(1)] |