「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
あゝひめゆりの塔(1968/日) |
「ひめゆり」物では最も強く現代へ訴えかける。職人監督舛田利雄の渾身の一作かもしれない [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
爆撃が止むとさっきまでのようにキャッキャッと笑い出す女生徒たち。また爆撃、そして笑い声。悲痛な出来事は異常時のことと思う(→信じる→願う)から日常へ帰ろうとする。波のように繰り返す明暗が痛ましい。 [review] (おーい粗茶) | [投票(5)] | |
乙女気分が横溢する前半が良い。そこに「対馬丸」の悲劇を挿入して戦火の切迫を巧みに構成している。しかし、今井版と同期する後半は力は入ってはいるが所詮はステロタイプとなり且つ拡散してダラダラ長い。描写を少女たちに絞って刈り込むべきだった。 (けにろん) | [投票] |