★4 | 列車とは人類が発明した、最も大量のモノを、最も離れた地に、最も早く移動させる、最長最大の“優しい陸生怪物”なのでしょう。だから今でも「列車の発着」は映画において物語の転機や、クライマックスの予兆や、終焉の「最強の記号」たり得ているのでしょう。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | これは今でも映画を思考するにあたって刺激を与えてくれるしとても偉い映画だ。既にここには映画の基本が殆ど揃ってる。奥行き、オフスクリーンとフレームに関する問題、視界の遮断、照明(ホームに進入してくる際の側面のテカり。シャオシェンやヴェンダースもリュミエールの末裔なのだ)。歴史的価値以上のものがある。 [review] (赤い戦車) | [投票(3)] |
★4 | 列車という、巨大な鉄の塊が直線的にフレーム外へ向かうという事。最初の構図の遠近感を遮断する、この黒々とした被写体。視界の遮断によって、傍観者=観客をショット内の出来事(列車の接近)に引きずり込む。 (煽尼采) | [投票] |
★3 | 画面右奥から列車がやってきて止まり、ドアが開き人々が降り立つ。駅員がホームを走る様がアクセントになっている。パースペクティブな縦構図とスペクタキュラーな運動とその強度。絶対映画。
(ゑぎ) | [投票(2)] |