★4 | バッタの追憶。 [review] (林田乃丞) | [投票] |
★5 | ポン・ジュノのテーマは明確だ。信念と怒りが別の不条理(時代や怪物)に阻まれて思い描いた威力を持って届かない悲劇や、あるいは結果や信念自体が変質してしまうといった「運命の不条理」と、抵抗の人間臭いもがきの力強さ、そして滑稽さだ。 [review] (DSCH) | [投票(5)] |
★4 | スリルでもサスペンスでもない。どうしても犯人を捕まえられない刑事たちの苛立ちを描く記録である。4.0点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★5 | 終わってみると「あれ?」と思う細かい点はあるのだが、見ている時はそれらがいっさい気にならない、異様な迫力に満ちた映画。ともかく、映画の中に引きずり込まれてしまう。 [review] (シーチキン) | [投票(11)] |
★3 | 俺が韓国人だったら面白かったかもしれない [review] (ペペロンチーノ) | [投票(15)] |
★4 | やっぱり「跳び蹴り」というのが断然面白い。跳び蹴りとは躊躇いを抱えたままであったり「つい、うっかり」といったもののはずみでは決して繰り出せない類の、つまり相手を傷つけるという確固たる意思に基づく暴力である。そんなものがさも当然のごとく唐突に飛び交ってしまうのが『殺人の追憶』の世界なのだ。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★5 | ストーリーはローカライズした上で追いかける必要があるが、映画としての完成度は非常に高い。出演者それぞれの魅力を生かし切っているし、展開やユーモア、映像センスも冴え、韓国サスペンス映画では一番の出来と言える。「韓流」苦手派も観るべし。 [review] (NOM) | [投票] |
★5 | 捜査に携わる男たちの焦りが、何か大きなものに急き立てられる苛立ちへといつしか変わっていく。それは、やり残したことを抱えながら青春を終えなければならない少年のやるせなさに似ている。目に見えない「ある価値」の終焉が映画の根底に存在するからだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(24)] |
★4 | 決して推理もの、犯罪ものじゃない。僕たち日本人には細かい所で見逃している所があるだろう。この映画はここの部分がある意味では逆テーマなのだ。時代とその時に生きた人たちをダイナミックに焦燥感を持って熱く描いている。面白いよ。 (セント) | [投票] |
★5 | 圧倒的迫力。スリラーで、犯人を追いつめる男の情念にこれほど泣かされたのは初めてだ。 (SUM) | [投票(1)] |