「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
真夏の夜の夢(1959/チェコスロバキア) |
ちょっと他に誰も真似のできないようなイマジネーションの氾濫。全編に亘って想像力の質は高いと思う。ただし森に入り、特に後半になってから同じような幻想性に少々飽きが来る。台詞の無い演出も徒となっている。ナレーションだけで処理したために、映画のキャラクターとして立たせる「間」のある画面を充分に用意できていない。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
勿体ない映画。いまだ自分なりの演出のコツをつかみ得ていないトルンカ。妖精たちの描写は、まるでシャガールの絵のような幻想的な色彩美で、一見の価値はある。だが映像作品としての演出は稚拙。多分に紙芝居的な生硬さが目立つのだ。 [review] (煽尼采) | [投票] |