★5 | 雑踏に流れる明るい音楽と、それを背負って歩く人間の後ろ姿の暗さが同居するシーンのアンバランスさは、社会の無情さと空虚感を表現している。そして結核貧困ヤクザという三大悪の見事なシンクロ。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(7)] |
★4 | 酔いどれてないけど天使は久我美子だ。志村喬じゃないぞ。(05・11・02) (山本美容室) | [投票(2)] |
★5 | 三船敏郎の圧倒的存在感に畏敬の念を感じる。一方で、その後の黒澤映画で見せる人物造形とは全く違う人物を演じている志村喬もすばらしい光を放っている。昔が良かったとは言わないが、こういう味を出せる俳優が絶えて久しいのは何故なのか? (サイモン64) | [投票] |
★5 | [ネタバレ?(Y2:N7)] 最後のシーンで志村喬演じる町医者の無念が痛々しく、いつまでも心に残る。 (黒魔羅) | [投票(1)] |
★3 | ストレートな演出に黒沢の若さを感じます。熱くて好感持てます。映画自体は発展途上。 (ヒロ天山) | [投票] |
★5 | あの黒澤が「撮らされている」ような三船の圧倒的な存在感。この作品の仕上がりは「映画は監督のもの」と思っていたであろう黒澤監督のある意味「敗北宣言」。 (おーい粗茶) | [投票(5)] |
★3 | この志村喬は凄いよ!吼えまくる天使の罵声は黒澤の声だったんでしょうね。ただ本作も字幕が必要なのが惜しい。技術の問題なのかそれとも監督の技量なのか・・? (sawa:38) | [投票] |
★4 | 2人の患者(松永と女学生)に人の強さと弱さを感じた。松永を上っ面だけ凶暴で内面は弱い、所謂やくざ者のように描きながら、影は人一倍優しく不器用であるが故の松永を写している。影でかくも表現できる三船敏郎は凄い。岡田の奏でる殺しのギターもいい (スパルタのキツネ) | [投票(2)] |
★4 | 三船敏郎はひねくれててもまっすぐにしか見えない。だからこそ黒澤映画の象徴なのだろう。 (t3b) | [投票(2)] |
★5 | 映像の緊迫した表情に黒澤らしさがあふれている。カッコウワルツのシーンは凄い。コントラプンクト。 (chokobo) | [投票] |
★5 | 酔いどれ志村喬、三船敏郎のやくざ。これだけで面白い (ふりてん) | [投票(1)] |
★4 | 三船が素晴らしすぎたために映画の主張は混乱してしまったが、こんな混乱なら歓迎である。ホントに、昔の日本映画に出ている役者たちの濃さには感動する。現代の役者たちの薄いこと! ちゃんとメシ食ってんのか? [review] (ペンクロフ) | [投票(7)] |
★4 | まだまだ研磨初期段階の、荒削りな原石を見る事が出来る貴重な作品。 [review] (づん) | [投票(1)] |
★4 | 「沼」の映画だと思う。いつも画面の片隅にあの沼が映って、でもなかなかカメラはそれをちゃんと見せない(後半に泡のアップがあるけど)が、すべては沼の周りで起こる。たぶん象徴であり現実の沼。絵づくりの才能を感じます。 (エピキュリアン) | [投票(6)] |
★4 | 診療所前の汚水とそこに沸く清水。それを遠心分離する毒舌医者。 [review] (町田) | [投票(1)] |