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酔いどれ天使 (1948/日)

Drunken Angel

[Drama]
製作本木荘二郎
監督黒澤明
脚本黒澤明 / 植草圭之助
撮影伊藤武夫
美術松山崇
音楽早坂文雄
出演志村喬 / 三船敏郎 / 木暮実千代 / 山本礼三郎 / 中北千枝子 / 千石規子 / 笠置シヅ子 / 進藤英太郎 / 清水将夫 / 久我美子 / 殿山泰司 / 飯田蝶子 / 谷晃 / 堺左千夫 / 大村千吉
あらすじ戦後の焼け跡の街で開業している酒好きの医者・真田(志村喬)のところに、闇市を取り仕切るヤクザ・松永(三船敏郎)が傷の手当てに来た。彼が肺病を患っていることを見抜いた真田は、ヤクザから足を洗って田舎で療養することを勧めるが、松永は取り合おうとしない。やがて、刑務所に入っていた松永の兄貴分・岡田(山本礼三郎)が街に戻ってきた。岡田によって松永が顔役の座を逐われるのと同時に、松永の病状も次第に重くなっていく。[98分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票]
Comments
全64 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5雑踏に流れる明るい音楽と、それを背負って歩く人間の後ろ姿の暗さが同居するシーンのアンバランスさは、社会の無情さと空虚感を表現している。そして結核貧困ヤクザという三大悪の見事なシンクロ。 [review] (ジャイアント白田)[投票(7)]
★5私の尊敬する人、酔いどれ天使 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★5Drunken Angel ってハードロックのバンド名みたいですが、この映画の真田(志村)先生は本当にそんな感じのお人です。 [review] (kiona)[投票(6)]
★5とっ始めのシーンでフラッシュバックが起こった。間違いない。これが私の原体験映画だ! [review] (甘崎庵)[投票(5)]
★5あの黒澤が「撮らされている」ような三船の圧倒的な存在感。この作品の仕上がりは「映画は監督のもの」と思っていたであろう黒澤監督のある意味「敗北宣言」。 (おーい粗茶)[投票(5)]
★4三船が素晴らしすぎたために映画の主張は混乱してしまったが、こんな混乱なら歓迎である。ホントに、昔の日本映画に出ている役者たちの濃さには感動する。現代の役者たちの薄いこと! ちゃんとメシ食ってんのか? [review] (ペンクロフ)[投票(7)]
★4やくざを心底嫌っていたという黒澤の撮った、最も魅力的な極道像。ダンディで野獣のような獰猛さを秘めながら、泥沼のなかに自ら沈まざるを得ない結核病みの三船は、その後の現代劇で見せる四角四面の朴念仁に較べて、いかに輝いていたことだろうか。三船の存在自体の勝利。 (水那岐)[投票(6)]
★4「沼」の映画だと思う。いつも画面の片隅にあの沼が映って、でもなかなかカメラはそれをちゃんと見せない(後半に泡のアップがあるけど)が、すべては沼の周りで起こる。たぶん象徴であり現実の沼。絵づくりの才能を感じます。 (エピキュリアン)[投票(6)]
★4黒澤作品は、人間の悲しみや陰の部分を描いているにもかかわらず、常に生きるタフさがある。どんなに暗くても生きることに青空がなければダメだ。(安吾の本のようにね) (Linus)[投票(4)]
★4敗戦の混乱期に「理性!理性!」と叫びたくなる気持ちは分からぬではないが、理性だけでは割り切れないのが人間の面白さであり魅力なのでは。志村と三船の歌舞伎と見まがう力まかせの熱演が、リアルな舞台背景から浮きまくり、気分はおいてけぼり。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4志村喬の薬用アルコールの飲みっぷりがよい。テンポもよくて、ほどよく意地悪で、でもイキがっていてユーモラス。端役の一人ひとりまでソコハカとなく悲しいけど、おかしい。 [review] (カフカのすあま)[投票(3)]
★4ヤクザの更生を描きたかった植草、三船を格好よく撮りたかった黒澤、ふたりの最後の共作(含『素晴らしき日曜日』『生きる』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4ラストで女学生の台詞を借りて黒澤明が、自分の言いたいことを言っている。あまりにストレートな表現ではあるが、それがそうわざとらしくも軽くも感じられることがないのは、やはり映画全編を通じた怒涛の迫力に気圧されたからだろうか。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★4酔いどれてないけど天使は久我美子だ。志村喬じゃないぞ。(05・11・02) (山本美容室)[投票(2)]
★3ファーストカットはメタンガスが湧くドブ沼。畔で侘しくも拙いギターを爪弾く男。物語の舞台は全てこのドブ沼の周辺。バカでかい広告看板、頭の上を走る高架の電車、闇市の域を出ない駅前の商店街。終戦直後の、貧しくも猥雑と活気に満ちた庶民の生活感を印象に焼き付けるロケーションが強烈。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★3三面鏡・ペンキ・ベランダなど小道具や装置を使った視覚的なカットが冴えている。影絵・闇市シーンの網状の影など表現主義風味も。「沼」もテーマを語ってよい。三船敏郎の「病による衰弱」と「更生の可能性」が混同されているのは難。堅気になりかけていたのに…、というところをちゃんと演出しないと映画の感情が弱い。 (3819695)[投票(3)]
★3三船の素晴らしさ・・志村さんも美しい [review] (草月)[投票(2)]
★3三船も山本も格好つけ過ぎで本物のヤクザには見えない。大体、自滅しゆく男は放置すればいいのであってヒューマニズムの医者は余分だし多分に形骸的。闇市セットも造形美には遠く、ましてや独表現主義的幻想シーンのチンケさをやだ。風化した名作。 (けにろん)[投票(1)]
★3タイトルに内容が負けているような印象。三船敏郎と山本礼三郎の格闘シーンは見物。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票(1)]
★3ちょっとわざとらしかったかな。 (kenichi)[投票(1)]
★3まだぎらぎらした目をした頃の三船を見ることが出来る。 (丹下左膳)[投票(1)]
Ratings
5点35人*****************.
4点71人***********************************.
3点55人***************************.
2点3人*.
1点0人
計164人平均 ★3.8(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
こんな英題で出ています(黒澤篇) (AKINDO)[投票(27)]お手軽サイズ(100分以下)の作品集 (スパルタのキツネ)[投票(24)]
● 監督たちの主として映画に対する発言集  (いくけん)[投票(18)]バイブル2 (けにろん)[投票(13)]
キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ!  (ぽんしゅう)[投票(7)]
ヒポクラテスたち (死ぬまでシネマ)[投票(5)]きねじゅん爺の選択-邦画編- (muffler&silencer[消音装置])[投票(5)]
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]ディア・ドクター (ぽんしゅう)[投票(4)]
再考&最高 クロサワ映画 (chokobo)[投票(4)]黒澤明[投票(2)]
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