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月曜日のユカ(1964/日)ファンのコメント

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近松物語(1954/日)************

★4いつの時代も“情け”が行動の基準になると話がドロドロになる。死んで花実が咲くものか。あぁ〜、いやだいやだ。分かっていても避けられない。こんな話を撮らせたら溝口建二の右に出る者なし。それを支える大映スタッフ陣の技術の高さに感嘆。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4なんか、屋根裏から差し込む光の匂いまでしそうな、呉服屋さんの屋内。着物の手触り、廊下の冷たさ、二人の肌のひんやりした感じ、などなど、ものすごいクオリティ、というか、きめ細かな映像。ストーリーは道行きだから、もう思い切り絵に酔ってしえる。 (エピキュリアン)[投票(2)]
★5大島渚が『愛のコリーダ』で性愛の極致を描いたとするなら、溝口はこの作品で純愛の極致を描いた。素晴らしい傑作。ラストシーンは奇跡。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★4長谷川一夫の良さは相変わらず分からないが、香川京子は前半の眉無し、お歯黒でも美しい。そして、主役二人の演技よりも進藤英太郎小沢栄浪花千栄子の脇役陣に目が離せない。『西鶴一代女』、『雨月物語』、『山椒太夫』等、一連の名作と言われてる溝口作品の中では、一番良かった。['03.8.7京都文化博物館] (直人)[投票(1)]
★5セカチューより純愛。近松より近松。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★4「和事」とは何かを知りたかったら、この長谷川一夫を見るべし。芝居から映画によくぞ移植しました。宮川一夫の入魂のキャメラ! (ジェリー)[投票]
★4山腹から逃げる長谷川追う香川の驚異的なショットだけで満腹なのだが、他のミゾグチの傑作にはこんな長回しが一作に十もあったのを思えば、淡泊な印象は免れないだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5鑑賞後はしばらく茫然自失でした。なんとも印象的で、残酷なまでに美しい。そして鋭利な刃物を思わせる光を湛えた画面の色が、ますます残酷さを際立たせていると思いました。 [review] (づん)[投票(2)]
★5だから「ノー」と言えない日本人じゃダメなんだって!! [review] (ジャイアント白田)[投票(3)]
★5なよやかさの内に湛える芯の強さ。この緊張感は国宝級です。 (_)[投票(1)]
★4ラストのセリフはあり得ないくらいの蛇足だが作品全体の価値はそれを遥かに凌駕している。香川京子は本当によく頑張った! (赤い戦車)[投票]