★4 | 久々に悩み事を抱えたままこの映画を見る。自分に今存在する心の空隙を癒すことはあり得ないが、何かかさかさとしたこの気持ちに水分が欲しかった。
映画は出だしからほんのりと軽快。今までの脱力系というより突き抜けた吹っ切れた明るさがある。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 「妙な面白さ」に関しては、山下敦弘なんかと比べてしまう。とすると、やっぱりどこか弱い。ただ、オダジョーは《ちょっと捻くれて、ちょっと気持ち悪い感じ》の息子がピッタリでした。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 成る程コンセプトはわからんでもない。俺も散歩は嫌いじゃないし追いつめられた男の今生のセンチ旅は解る。が、若者には迎合して欲しくもないし、疑似家庭に涙なんぞ絶対に流して欲しくない。ちゃうやろと思う。ギャグは5本に4本がこっ恥ずかしく笑えない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 三木ワールドにはついて行ける所と行けない所があるが、この作品は前者。根底にある殺人事件があまりにシリアスで三木らしくなかったか?? [review] (KEI) | [投票] |
★4 | 父親と息子 [review] (蒼井ゆう21) | [投票] |
★4 | ストレートな泣かせ映画が跋扈する日本映画界に、センチメンタリズムを意識的に抑制し、家庭なるものへの照れとも取れるような茶目っ気で、立派に家族を浮き彫りにした作品を敢えて提示した三木聡の手腕に唸る。彼の周到とも言える蛮勇は自分を大いに嬉しがらせた。 [review] (水那岐) | [投票(7)] |
★4 | 虚実入り乱れた人生の断片を垣間見せる福原(三浦友和)の姿に、文哉(オダギリジョー)は「何か」を見ただろうか。子供のころ、よく父親に誘われ散歩した。毎度のように、どこまで行くのだとしきりに尋ねる私に、行き先がないのが散歩だと父は応えていた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | この監督の持ち味である「脱力感」と、小劇場っぽい「くだらないことへの執拗な執着」満載の現代版弥次喜多珍道中。テーマが「家族」であるのはオダギリの序盤の「自分は小さいころに」の台詞からわかるのだけど、こういう絡ませ方をしてくるとは思わなかった。願わくばそれを終盤に持ってくるのではなく全編に散らせたらもっと物語が締まったのではないか。吉高のアホっぽい演技が実は家族のバランスを取っていたというのが意外。 (tkcrows) | [投票(3)] |
★3 | アフガニスタソには笑ったな。 69/100 (たろ) | [投票] |
★4 | ずっとジャブを打ち続けて判定勝ちを狙っているように思える。大振りを繰り返してKOを狙うよりは真っ当な戦略である。少なくとも僕は面白かった。 [review] (Master) | [投票(2)] |
★4 | 常に観測に晒される岸部一徳こそ、岩松了ら狂人たちの楽しい旅路を客体化している。ランダムに顔を出すパレードのような恣意的誠意に、回転木馬搭乗者の羞恥感が発見され、綺麗事が花やしきへと包摂される。 (disjunctive) | [投票] |
★4 | とてつもなく深刻な問題を抱えているハズなのになんという暢気さ。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |