「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ(2009/仏) |
有能なスパイである一人の男の、人間としての生き様は確かに心をうつ。だがラストで描かれた、情報戦の闇と、それだからこそ浮かび上がる人間の業の深さには、それ以上の生々しい衝撃があった。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
配役次第で随分と色が変わりそうな映画だ。熊のようなエミール・クストリッツァは強固な意志の持ち主ではあっても決して思考が硬直した堅物ではなく、よくユーモアを解する。「共産主義国家の要職」や「スパイ」といった肩書が持つイメージに縛られない人物造型のニュアンスが映画の足場を確かにしている。 [review] (3819695) | [投票] |