コメンテータ
ランキング
HELP

丸山恵司の映画ファンのコメント

やさぐれ刑事(1976/日) みな殺しの霊歌(1968/日) 宮本武蔵(1973/日) 丑三つの村(1983/日) 恐喝こそわが人生(1968/日) 満願旅行(1970/日) 炎のごとく(1981/日) 江戸川乱歩の陰獣(1977/日) 黒の斜面(1971/日) 必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974/日) 縁結び旅行(1970/日) 北斎漫画(1981/日) 喜劇 誘惑旅行(1972/日) 花と龍 青雲・愛憎・怒涛篇(1973/日) 喜劇 怪談旅行(1972/日) 瀬戸はよいとこ 花嫁観光船(1976/日) 正義だ!味方だ!全員集合(1975/日) 美空ひばり・森進一の花と涙と炎(1970/日) 俺の血は他人の血(1974/日) 快感旅行(1972/日) 地平線(1984/日) 喜劇 女の泣きどころ(1975/日) 喜劇役者たち 九八とゲイブル(1978/日) アッと驚く為五郎(1970/日) 人生劇場 青春・愛慾・残侠篇(1972/日) ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!(1975/日) 上海バンスキング(1984/日)が好きな人ファンを表示する

早春(1970/英=独)************

★5確かにスコリモフスキの最高作という声もうなづける、とても楽しく、瑞々しい映画だ。特記しておきたいシーン、シーケンスは沢山あり過ぎて困るぐらいだが、まずは、最初の客として登場するダイアナ・ドースが過剰で笑ってしまった。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4傑作。映画館の光と闇(なんだ、あのポルノ映画は!)。娼婦の応対。プールに水が貯められていく間に声も反響する。どこか非現実的な感覚がどんどん増幅されていき、物凄いラストショットに結実する。主人公が劇中で夢想した状況の現実化であるのにも関わらず、全てが破綻した瞬間でもあるという二律背反性。言葉では表せない引き裂かれた感覚を持つショット。これぞ映画だと思う。 [review] (赤い戦車)[投票(4)]
★4引きつけられるのは配色の素晴らしさ。原色のポップさにエージングが施されて渋い。当時のゴダールの極彩色を批評した具合だ。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4公衆浴場の場末でニッチで猥雑で尚且つ空虚であるという環境設定が異世界めき、そこでは何が起っても必然という臨界間際の剣呑が充満しているかのよう。童貞少年の年上お姉さんへの憧憬は終に暴走せずインポテンツに自閉するが幽界が侵食し破綻へと誘うのだ。 (けにろん)[投票(3)]