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松尾昭典の映画ファンのコメント

夢がいっぱい暴れん坊(1962/日) 嵐の果し状(1968/日) ノサップの銃(1961/日) 男の怒りをぶちまけろ(1960/日) 忘れるものか(1968/日) やくざ先生(1960/日) 泣かせるぜ(1965/日) 風と樹と空と(1964/日) 手紙(2002/日) 清水の暴れん坊(1959/日) 隠密同心 大江戸捜査網(1979/日) 日本最大の顔役(1970/日) 沖縄10年戦争(1978/日) 街から街へつむじ風(1961/日) ずらり俺たちゃ用心棒(1961/日) 夕陽の丘(1964/日) 打倒 KNOCK DOWN(1960/日) 人間狩り(1962/日) 二人の世界(1966/日) 夜霧の慕情(1966/日) ゆがんだ月(1959/日) 夜の勲章(1963/日) ろくでなし野郎(1961/日) 私、違っているかしら(1966/日) 太平洋のかつぎ屋(1961/日) 網走番外地(1959/日) 男が命を賭ける時(1959/日) 遊侠三国志 鉄火の花道(1968/日) 仁義と抗争(1977/日) 金門島にかける橋(1962/日) 男の紋章(1963/日)が好きな人ファンを表示する

人間狩り(1962/日)************

★4時効という制度の必然を極論でもって納得させる凄味。日活モノクロ撮影は頂点を極めており、クライマックスの町屋駅ロケのシュールな求心力たるや箆棒なものだ。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4当時の日活としては異色なサスペンスの秀作。偏執狂的な刑事を演じる長門裕之も良いが、父親思いのけな気な娘中原早苗や、人生に疲れきったような長門の恋人渡辺美佐子、ややボケが入った孤独な婆さん北林谷栄まで、脇が皆素晴らしい。 [review] (太陽と戦慄)[投票(1)]
★3狩りがモチーフなのか巻頭の鏑木創の鬼気迫る楽曲に度肝を抜かれる。映画の文法を崩さないカチッとした松尾昭典の語り口に長門裕之大坂志郎小沢栄太郎らの"役者力”が呼応する。本格サスペンスの「本格」とは手堅さのことだという実証。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4長門裕之の顔パーツはその中心に吸い寄せられるように配置され、自らが自らに陥没する勢いがある。渡辺美佐子はこれを嫌がり、顔を見るとつらいという。長門が事件を放り出し美佐子の尻を追うと伊藤孝雄が勝手にやってくる。陥没が陥没を引き寄せるように。 [review] (disjunctive)[投票(1)]