「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013/米=独=仏=英) |
回転するカメラ、レコード、ティルダ・スウィントンから始まるジャームッシュの新作は吸血鬼を描くだけあって艶やかな「夜」の映画になっているわけだが、どうにも照明の突出ばかりが目立ち、いささかショットが耽美的になりすぎてはいないだろうかと心配になる。というわけで序盤はダンスにもスローにも全く乗れなかったのであるが、 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] | |
吸血鬼が主人公なので完全なる夜の映画だ。だが吸血鬼映画には、この「日没から夜明けまでしか活動できない」という約束事を厳密に守る映画とそうでない映画がある。(『トワイライト』シリーズとか。)本作はジャームッシュなのだから、当然ながらこの約束事を活かしてプロットを構成し面白い「夜の画面」を構築する。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |