アグスティン・アルモドバルの映画ファンのコメント
アクトレス 〜女たちの舞台〜(2014/仏=伊=スイス) |
女優人生の下り坂にさしかかる、その苦境に抗いつつもがき続ける徒労感と、無自覚なままに流行の先端をゆく者に対しての絶望的なジェラシー。それが現状維持の役割しかもたらさないことを熟知しながらも、ベテランは同じ土俵に立つことにこだわり、過去を追い続ける。その悲しさはすべての競争社会に敷衍される。 [review] (水那岐) | [投票] | |
J・ビノシュとC・G・モレッツという現実の「女性」性を力点として、その仮託物語であるマリアとジョアンナを支点に用い、劇中劇のヘレナとシグリッドという創作上の「女性」性を作用させる三重構造の戯れ。それは観客がこの2人の関係性に同化することを拒絶する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
アサヤスなんだからウヒウヒ映画ではないことは承知していたのに、キャスティングに釣られてウヒウヒ観に行った結果、やっぱりウヒウヒ映画じゃなかった。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |