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エミール・ゾラの映画ファンのコメント

女優ナナ(1934/米) 奥様ご用心(1957/仏=伊) アレノ(2015/日) 居酒屋(1956/仏=伊) 貴婦人たちお幸せに(1943/仏) 獲物の分け前(1966/仏) ジェルミナル(1993/仏=伊=ベルギー) 仕組まれた罠(1954/米) 獣人(1938/仏) 嘆きのテレーズ(1952/仏=伊) 女優ナナ(1926/仏)が好きな人ファンを表示する

パターソン(2016/米)************

★3イラン人のゴルシフテ・ファラハニから日本人の永瀬正敏まで、マイノリティの天国のような町だ。アメリカの現下の情勢に対してジャームッシュが何を云いたいのか明快である。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4日常の反復から細部の差異を抜き出してくる視点は、作中引用される「詩」を書く際の視点とも共通している。当たり前のように思える日常の繰り返しを、別の視点から新しく捉え直し、見方によってはこんな魅力もあるのだと提示する。歌が2シーンも入るのは嬉しい驚き。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4相も変わらず、オチはない。挿話は、よく練られ(計算され)て、コミカルも沢山で、全く飽きさせない1週間だった。伏線回収が無いのはもったいないと思うが、「オチを付ける意味がない」とでも言うのだろうか。'物語好き'としては「オチを付けて」と言い続けたい。 (KEI)[投票]
★5ジャームッシュの映画って、今まで3本しか見ていない。しかもそれほど高評価でもない。そして何気なく見た映画だった、、。 [review] (セント)[投票(7)]
★5反復の快楽リズムが行き届く世界で豊潤なギミックが悉く効き粋そのものだが、本質は時代に迎合しないということ。日々移ろう空気や光や行き交う人々を総体として心から愛でる能動意思。虚構世界の中にしかアイデンティティを見出だせぬ時代へのアンチテーゼ。 (けにろん)[投票(6)]
★4日々の雑事が人生なら、詩作は濾過された人生の痕跡。詩心皆無の私など映画館の闇で雑事を紛わすのが関の山。夫を愛する自分を含め、感性のままに総てを謳歌するゴルシフテ・ファラハニがキュート。彼女の夢語りに始まり頻繁に登場する“双子”も楽しい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(9)]
★5なんて幸福な映画だろう。例えば、パターソン−アダム・ドライヴァーの詩作とその朗読の画面で、妻ローラ−ゴルシフテ・ファラハニが、ディゾルブでいちいち映る演出に感動する。こんなに愛情が画面から溢れてくる映画は他に思いつかない。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]