★5 | 全篇を遍く覆う不穏な空気をキャスティングの妙が完璧にミスリードするのだが、その果てから予想外の信義則が表出する。利己主義に蹂躙された世界が向かうべき理想郷。マクドナーが心を篭めて書いた3通の書簡こそ真髄だし託されたハレルソンも絶妙。 (けにろん) | [投票(12)] |
★4 | いろいろ観る者の予想を意地悪く、かつ心地よく裏切ってくれている、それでいて「アメリカらしい」。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★5 | これは面白い。とてつもない傑作だと思う。大した題材でもないように思わせておいて、それはそれは洞察力も深く、幅広だ。アメリカ映画って今、絶頂期なのか、とさえ思われるほど。すべてにおいて一級品の筆致がする。もうたまげた。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 訥々とした語り口。われわれが本来はみんなわかっていることに、あらためて気づかせてくれる。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 固執、悪意、憎しみ、失望から、 [review] (NOM) | [投票(2)] |
★5 | 「ノーカントリー」に匹敵する衝撃作。主人公の強さには憧れる一方、憎悪がエスカレートする展開の救いのなさにむしろスカッと爽快感を覚える。 (サイモン64) | [投票] |