「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ならず者部隊(1956/米) |
どうも構成が不細工で、ブロデリック・クロフォードという魅力的な人物が登場し、「さあ、これからどうなる!?」と盛り上げたところで長ったらしい回想に入るのはミスではないか。戦闘(震え)→回想→戦闘(震え)→回想→・・・という風に断片化した方がまだマシなのでは。フライシャーのアクション描写は簡潔かつ乾いているので戦争ものだとこれ以上ないくらいハマる。 (赤い戦車) | [投票] | |
全編タイトな演出の連続で矢張り見応えがある。しかし何と云っても独裁者の大佐、ウェイコを演じるブロデリック・クロフォードに尽きる。戦場のパラノイアの造型として出色の出来。ロバート・ワグナーの回想で唐突に妻・テリー・ムーアが登場するが、このプールサイドのシーンはとびっきり艶っぽく、戦場との対比がよく効いている。 (ゑぎ) | [投票(1)] |