「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ロマンスドール(2019/日) |
プロローグ後、時間が10年前に遡って、工場での面接シーケンスとなるが、渡辺えりとの最初の会話から、全編に亘って、丹念に切り返し(ショット/リバースショット)で見せる。これは好感。さらに、技師・きたろうがいい。全般的な感想を云うと、きたろう退場後、かなり失速したように思う。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
夫婦の間で隠し事しないってのは簡単じゃないし何かの掛け違いが決定的になる。これは破綻の縁で辛うじてそれを回避できた2人の話で、その相互理解の幸福感が思い出の円環を充足させる。ラブドール工場をめぐる人間模様も悲喜交々の余韻を呈して過不足ない。 (けにろん) | [投票(1)] |