「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
BLUE ブルー(2020/日) |
全編全カット手持ち撮影か。ずっと小刻みに揺れている画面。浮遊感ではない、揺れている。臨場感創出のためなのだろう。動きのあるシーンが多い映画なので、ほとんど気にはならないし、奏功している場面が多いのだが、 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
持てる者を傍目に見ながら持たざる己を弁えて生きてきた男が、それでも潮時を悟ったとき鬱屈した思いを吐露する夜道の対峙。鮮やかなスウェー&右フックを見せられ全てが振り切れる。帳尻ついた人生に寄せる作り手の思いは走り出した2人の上空で揺蕩うのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |