★4 | 終盤、ピエールと心を通わせた少女が自分の本当の名がシベールだと教えるところはパトリシア・ゴッジの演技上手さもあって、なかなか感動的だった。 [review] (わっこ) | [投票] |
★5 | モノクロの映画。色彩を拒否した映画である。あの池の冬枯れの木立に色彩は必要がない。純粋でかつエロティックなふたりの関係もモノクロームだった。 (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | 二人の出合い方からして面白い。パトリシア・ゴッジの少女の笑顔と大人の女を感じさせる微笑みが素晴らしい。美しいガラス細工が音を立てて粉々に砕け散ってしまった様だった。 (レネエ) | [投票(1)] |
★5 | 公園の水辺の情景、木々、池の波紋の家、木に刺したナイフ、__二人だけの世界。外見は大人と子供。内面は名前(カラダ)を捧げるオンナとオトコの純粋な愛の物語。やはり周りが許さない。男は何故至福の表情で死ななかったのだろう。 (セント) | [投票(5)] |
★4 | シネマ・ガイド的な本でよく紹介されており、また『ワイルド・ギース』のハーディ・クリューガーが好きだったので、前々から鑑賞を切望していた一遍。見終わった後、彼の別の面を見ることが出来たようで嬉しかった。ふたりで会っている時の充実感がいい。 [review] (kawa) | [投票(1)] |
★4 | 水辺にひろがる暗い波の輪、、、、ドカエのカメラに支えられた完成度。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | 過去を失った男と家庭に捨てられた少女、二つの魂はどこか似ている。過酷さゆえ純粋な心を備えた二人に幸福を期待した。微笑ましい光景に安心感が浸る。18歳になったら結婚してあげる・・・感泣。少女がカッコ良いと言った乗馬の騎手は監督?お茶目だね。 (かっきー) | [投票] |
★4 | 誰とも比較しない、ふたりだけの殻の中。閉鎖的な雰囲気の演出が素晴らしい。どんどん閉じていくカンジ。フランスらしさたっぷり。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 向う側とこちら側の境界は、人と人の間ではなく人の心の中にある。だからこちら側の人間に境目は見えないし、その磁力が何処からくるのかも分らない。その不安が闇雲に関係を力で断ち切るという悲劇を生む。ドカエのカメラはそんなことを想起させてくれた。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 戦争の傷跡を背景に中年男と少女のやや異常な愛情を描く。子供の大きな瞳が印象に残る。 (丹下左膳) | [投票] |
★5 | 分かり合えない一線。(05・10・23) [review] (山本美容室) | [投票(3)] |
★5 | 少年大人顔のクリューガーと大人少女顔ゴッジの2人が超絶に後向きな物語の片隅感を弥増させる。その背徳すれすれの世界にドカエカメラがワンショット毎に宝石を磨き上げるが如く精緻な技巧を弄して詩情と死臭を加味していく。一瞬の弛緩も無い。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 子どもの頃、母に連れられ見に行った。幼心にもかなり怖い内容であったけれど、そのしびれるような美しさも忘れられず不思議な余韻を感じた。 (tredair) | [投票(2)] |
★4 | 確固たるモノクロ光の映像。そしてあまりにも不安定な情緒。愛する人を遠くから見る辛さ。 (はり) | [投票] |