「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021/米) |
「オール・オブ・ミー」の映画。タイトルは、ビリー・ホリデイ−アンドラ・デイが「奇妙な果実」の歌唱を続けることで、米国政府から睨まれる、すなわち、連邦麻薬局のアンスリンガー長官−ギャレット・ヘドランドとの対決のことを指しているのだが、 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
アンドラの声質を寄せつつ尚圧倒の破砕力を持つ歌唱が遥か時空を超えて我がひばりと連結。憑依が捨て身を多元化する。演出は彼女と当局との確執を深押ししない。薬塗れの疲弊の数年間を感情移入抜きで描くそれは優れて今村的な突き放しで開放的。 (けにろん) | [投票(1)] |