★4 | クソ野郎を描いて実に潔い。どうしたら良いか分からないから逃げる。逃げて有耶無耶にする。責任の意味すら分からず「なんか・・ごめんなさい」としか言えないこの男が可哀そうに見えてくるが、実は弱者などではなくある意味世間を超越して最強なのかもしれない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | ダメ男を描いた映画は数多あるのだが、ダメの遺伝にまで領域を広げて改めて考えさせられる。魂の叫びがてんでお話にならないヘタレも常道を覆す離れ業。2段落ちの構成が示唆する人生の辛酸。そんなとき俺も独り言つのさ「おもしろくなってきやがったぜ」と。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 序盤はこのポッカリ心に穴の空いた主人公と5年も同棲してた彼女に凄いなと思いつつ、ちょっと前までは彼もこんないいところもあったんだよエピソードを見せてくれないと、、、う〜んなんかねって思ってたが。 [review] (クワドラAS) | [投票(3)] |
★4 | 寄生術が野村周平の天然に報復されるようなフラストレーションの仕込みと解消のサイクルがどこかで乱調している。リウマチの圧は戯画的な顛末で中和される。しかしそれを中和しては話が終わるから、 原田美枝子の性格は軌道修正してしまう。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | よくできた映画です。一番いいところは誰にでもこの映画を見て自分に思い当たる部分が少なからずあるということではないでしょうか。 [review] (セント) | [投票(1)] |