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占部房子の映画ファンのコメント

希望の国(2012/日=英=香港) 歩く、人(2001/日) 雪子 a.k.a.(2024/日) おのぼり物語(2010/日) 金髪の草原(1999/日) しゃべれども しゃべれども(2007/日) 偶然と想像(2021/日) サユリ(2024/日) PASSION(2008/日) バッシング(2005/日) はい、泳げません(2022/日)が好きな人ファンを表示する

悪は存在しない(2023/日)************

★3物ごとの本質を知り生きる道理を理解しているように見える男(大美賀均)に接したことで、自分も本質に触れた気になった男(小坂竜士)。そうか、これは「本質」の喪失の話だと納得しようとしている私に、ああ、そうなんですね? と、無表情で濱口竜介が言う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4冒頭の5、6分。下から見上げた木々の枝からの空が延々と続く。長い。少々苛ついてしまう。この経験は前も経験したかな。えっと、そうだ。ゴダールの「ウィークエンド」だ。 [review] (セント)[投票(2)]
★5不条理劇の切っ先が濱口オリジナルの卓越した会話劇に向けられるのが素晴らしく、賞賛に値する。いったい、自分の方法論を自分で転覆させる監督など、映画百年の歴史に存在しただろうか。私的ベストショットはアンゲロプロスの手法による「だるまさんが転んだ」 (寒山拾得)[投票(2)]
★4やはり、強いシーンが目白押しで、瞠目しながら見続ける。全編、高い緊張感が持続する。少し例を挙げよう。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5エコロジストたちの擬似共同体と企業論理の見え透いた強欲との対峙から転がり展開はミニマムな個人の生き方探しに。筆に任せて変転する物語は『トトロ』+『もののけ』に到達。となれば常道の帰結で納まれる訳ない。なのに濱口は誠実なのだ。天然である。 (けにろん)[投票(2)]
★3悪は存在しないが、 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★4穏やかで美しく静かな風景の中で、緩やかに進む話だが、観終わって面食らったというか、びっくりしたというか。 [review] (シーチキン)[投票]
★4映画では、(カットを)切ることは即ちそのまま繋ぐことだと、カサヴェテスの映画を見ていて思ったことはある。あるいはゴダールの映画でも、そんな「断面」の感触は確かにある。 [review] ()[投票(3)]