「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
リアル・ペイン〜心の旅〜(2024/米) |
アイゼンバーグの出張らない物腰は受けのキャラのみならず紀行叙体の鷹揚な滋味で全篇を統御する。独自の倫理と論理で突っ走り歯止めが効かないカルキンをツアー帯同者も時に持て余しでも概ね理解しようとし往々にして賛同する。それは理想だし願い。 (けにろん) | [投票(2)] | |
破綻と紙一重の(喜劇のような)関係の向こう側に裏のストーリー(想い)が透かし画のように浮かび上がる。赦しの伝播は痛みの共有で、傷みを持つ者たちが、痛みを察することにより敏だとしたら、赦しの裏には悲しみがあるという示唆。ショパンの旋律の優しさが救い。 (ぽんしゅう) | [投票] |