「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
地獄の警備員(1992/日) |
画面造型はここでも見事なものだ。的確な美術と照明が、単なる雑居ビルを非日常的な空間へと変貌せしめている。フーパーから遠くターナーに至るまで、参照項は無数にある。 (赤い戦車) | [投票] | |
元力士というキャラがアイデアのみで肉体の存在としてのそれには実は殆ど言及されず商社内の絵画部なる背景も脳内世界に終始する。ホラーに拘泥する振りをしながら否応なく形而上的世界観に色気を出してしまう歪さ。ただ、そういう藻掻く様が面白いのは事実。 (けにろん) | [投票(2)] |