「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
Revolver リボルバー(1988/日) |
ポジティブな情熱や執念とはまったくかけ離れた動機でだるそうに行動を起こす主人公が、まさしくジュリーにぴったり。群像劇として複数人のキャラクターをさばく構成の妙といい、それとなく盛り込まれる気の利いた台詞といい、荒井晴彦脚本の功績も大きい。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
1挺の拳銃を巡っての芋蔓式に連鎖する物語が一触即発の危機感を孕みつつも微妙な緩みと倦怠を内包する。沢田の疲弊感がいい塩梅で映像はキレ良くパワフル。藤田敏八の新たなスタートを感じさせるに充分な出来だった。つくづく惜しい。 (けにろん) | [投票(2)] |