「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
夜の河(1956/日) |
私はこういう映画が一番苦手だ。激しい嫌悪を感じながらも認めざるを得ない。「川崎敬三や上原謙が大嫌いだが、山本富士子は最高に美しい」と書いたところで何にもならない。吉村公三郎には素晴らしい才能があったのにも拘わらずどうしてこんな映画を撮ってしまえるのか、という問題なのだ。 (ゑぎ) | [投票] | |
この毅然と自立した価値観に立脚した女性の往き方というのは若干今更でもあるが、ハイクオリティの宮川映像と山本富士子の熱い情とクールネスの混在と古都の染物屋という閉鎖社会の雰囲気描写の3者の結合にはやはり惹かれる。そういう映画だと思う。 (けにろん) | [投票] |