「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
愛と死をみつめて(1964/日) |
若き吉永小百合の、半分を眼帯やガーゼに覆われているその顔が、何故かしら妙にエロティックなものとして映る。拘束具がかえって造形の美しさを際立たせるような、そんな効果をあげているように思われる。 [review] (鷂) | [投票(1)] | |
この臭い演出を唾棄すべきだと思う反面、涙を抑えきれない自分がいる。とにかく当時の吉永小百合の顔を隠蔽して行くという企画がいい。包帯で顔面が覆われた画面は矢張り胸を打つ。吉永と同室に笠置シズ子、ミヤコ蝶々、北林谷栄がいるというのも凄い。宇野重吉もいい役だ。小道具としてフェニックスの鉢植えが忘れがたい。 (ゑぎ) | [投票(3)] |