「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
痴人の愛(1934/米) |
いやあ、「ベティ・デイヴィス、すっげえ!」という感想に終始する映画ではあるのだが、ジョン・クロムウェルの才気あふれる演出にも感心した。例えば、ほゞ正面のバストショット、カメラ目線という小津のような切り返しが何度も出てくる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
裏切られ許し利用され諦めるを繰り返す流れは、起因するコンプレックスを掘り下げないのでバカの愛にしかならない。足が治って目が覚めた彼の栄華の片隅でボロ屑のように朽ち果てるベティの生き様こそ語られるべき物語。クロムウェル演出も陳腐だ。 (けにろん) | [投票] |