★4 | 神を信じ神に背きそして神に祈る・・・結局、感情のまま自分の判断で動いている様にも見えるけど、人間の哀れな部分を鋭く描く痛い作品でした。神に毎日祈る事は心に神が存在するという事なの?心情は詳しく分らないけど、やっぱり切なく淡い気がしました。 (かっきー) | [投票] |
★5 | 我が身の不遇に端を発した下女の妬み。敬虔という階級意識が生む女主の蔑み。富と甘えによる娘の無自覚という無知。下層と無教養により歯止めをなくした男達の肉欲。愛の深さの反動として爆発する主人の暴力。全てが罪だというなら、人はいつでも罪人に成りうる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 残酷童話として完璧な世界の構築により神の在不在の問いかけは物語に包括され意義さえ失うかのよう。『羅生門』直下の演出は縦構図を完璧にモノにしニクビストのシャープネスが木漏れ日の煌きを倍加する。ラストは全ての疑義を超え承服せざるを得ぬ力業。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 美しく清く育った娘をもつ親の悪夢。白樺の林を馬で駆け抜け湖水へ、東山魁夷。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★3 | いまいち覚えていなかったりして申し訳ない感じ。寝てたわけじゃないけど。 (nene) | [投票] |
★3 | 白い娘と、黒い娘。金髪をなびかせ、清潔な衣裳に身を包んだカーリンと、黒髪で、汚れた衣服に身を包むインゲリ。この二人が、光と影のように並び、馬に乗って往く場面は、モノクロ映画の美しさの極みであり、この映画の主題を浮かび上がらせてもいる。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 映画学校の授業で流れそうなくらい、凝った映像。炎のシーンは特にいい。78/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 試行錯誤の連続で成り立つ社会に生き続ける一つのコミュニティで起きた事件は、そこに存在する人々を見えざる手という名の自らの意志が前へ前へと成長させていく。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★3 | 黒澤明っぽい撮り方。スヴェン・ニクヴィストの撮影は素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 凡庸なベルイマンは神など信じていないのであり、ドライヤーの愚鈍さに恵まれていない。悪魔と対決している方が似合っているのだ。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | 邪教ではなく呪いでゴー!なら、これはもうマルケス的な愛と復讐の魔術的リアリズム世界。生々しさと神話性がしっかり噛みあい、映像の美しさとともに下世話で崇高な独自の世界観をつくりだしている。 [review] (tredair) | [投票(3)] |