丸山恵司の映画ファンのコメント
江戸川乱歩の陰獣(1977/日) |
全編、加藤泰らしい寸分も隙のない構図と倒錯的な様式美で彩られている。謎解き自体はとってもつまらないものでラストのオチなんか何の驚きも無いのだが、隙のない画面によって全くテンションが弛緩しない。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
必要以上に細かく描かれた死体発見場面の異様さ。クライマックスの真っ赤な部屋。英国女性とホテルで会話する場面の昂り。まるで清順と見紛うような画面繋ぎ。実に面白い。参りました。 (赤い戦車) | [投票] | |
赤と白の異常なコントラスト。「エログロナンセンス」な映像表現は秀逸だが、癖のある豪華出演陣を活かせていないのが勿体ない!女に対し馬鞭を振るう変態アデランス野郎に扮した、往年の時代劇スター柳太朗さんのブリーフ一丁姿に涙、涙。 [review] (AONI) | [投票(2)] | |
話はつまらないし役者の熱演も空回り。それでも映像表現には目を見張る部分がある。鈴木清順映画かと見紛うばかりの赤い部屋。 (太陽と戦慄) | [投票] |