コメンテータ
ランキング
HELP

山中貞雄の映画ファンのコメント

水戸黄門 血刃の巻(1935/日) 人情紙風船(1937/日) その前夜(1939/日) 右門一番手柄 南蛮幽霊(1929/日) 河内山宗俊(1936/日) 戦国群盗伝(1959/日) 右門捕物帖 六番手柄 仁念寺奇談(1930/日) 丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)が好きな人ファンを表示する

人情紙風船(1937/日)************

★5本当なら“新しい山中貞雄”誕生の転機となる作品だったかもしれない [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★5一画面、一画面に生きることの孤独と悲惨が花火さながら炸裂している。意地をはり、義理を立て、筋を通すことのなんと切ないことか。意地を捨て、義理をかき、筋を曲げることのなんと情けないことか。進むも、退くも冥府への道。 (ジェリー)[投票(3)]
★5並々ならぬリアリズムで、胸にささる映画。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★5世界映画史上の傑作達は戦場が奪っていった。この作品を観て強くそう思う。 (前田君)[投票]
★5喜劇と悲劇がうまく混ざり合ってる。 (マライヒ)[投票]
★5今さら作品について言及するほどの目巧者でもないが、ここで語られる人生は『丹下左膳餘話 百萬両の壷』と対で存在するからこそ美しい。人情は紙紙風船の如く軽く、壺を肴に遊び呆けるほどに豊かだ。どんなに世知辛い世情でも生は可能性に溢れ、戦地に散らすほどに軽くはない。 (るぱぱ)[投票(1)]
★5現存する山中の前二作に描かれた小市民やアウトローであることの幸せが、ここでは裏返しになって私たちを襲ってくる。仕官の道を断たれて豪雨に立ち尽くす河原崎長十郎の顔が闇に白く浮かび、私は画面に殺される。史上最も厳しい円環構造の映画。これは一篇の悲劇ではない。それは、永劫に続く。 (3819695)[投票(1)]
★5山中貞雄亡き後時代劇は死んだ」と溝口健二が言っているが、それもあながち大袈裟ではない気がする。 (Yasu)[投票]
★5悲劇的な最期と、どぶを流れる紙風船。20代で映画が撮れた良き時代に戦争があったことを悲しく思います。 (動物園のクマ)[投票]
★5シンザ・・・・悪くてイナセで魅力的な男・・・(ぽ) [review] (ボイス母)[投票(6)]