★5 | 「何か裏がありそうだな」「変だな」と思う前に、「本当はこうなんですぜ」と登場人物たち自身からどんどん謎を打ち明けていっちゃうのが、謎解きを楽しむには不親切だな、と思っていたら編集でカットされていたんですか…なるほど。 [review] (おーい粗茶) | [投票] |
★5 | 財布の中身:小=庶民=ミクロと対極のマクロを繋ぎとめて、両者をセッティングした映画という場所に会わすのが巧く、帰納法と演繹法の両刀使いの名手オーソン・ウェルズは単純に凄いと思わせるのが巧い。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(1)] |
★4 | オーソン・ウェルズ・イン・ザ・デカダンス。 [review] (にくじゃが) | [投票(3)] |
★4 | 見えているものが何かではなく、どう見えているかに気をとられたとき人は真実を見失う。むさ苦しい男達の中で輝くリタ・ヘイワースに目を奪われ、次々に繰り出されるバランスを欠いたショット群に幻惑され、いつしか心地良い虚構の中にいる自分に気付く。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | MAGIC. [review] (24) | [投票(2)] |
★5 | 私も汗っかきだから映画で汗が演出されると鬱陶しいと思いつつも、つい見入ってしまう。その汗の演出が見事だった。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★5 | 水族館の場面、京劇の小屋、鏡の間の銃撃戦、忘れられない映像が続く。リタ・ヘイワース出演作品のベストのひとつ。 (丹下左膳) | [投票(1)] |
★4 | 同時代にしては非常にショット数の多い部類だろう。異様な迫力をたたえたアップ群。生々しい中華街ロケはヌーヴェルヴァーグの先駆でもある。アンドレ・バザンのいう画面の「空間的深さ」は他のウェルズ作に比べるとあまり見られないが、裁判所シーンからラストの鏡の間での銃撃戦にかけては、現実の曖昧さを提示した映画的リアリズムとして実に見事。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 魅力的な舞台装置の数々、矢継ぎ早な展開、そして名優たちの濃くてクドい顔、顔、顔。 [review] (たかやまひろふみ) | [投票(2)] |
★4 | 鏡に映ったものが全て真実とは限らない。それが鏡部屋ならなおさらだ。美しきリタ・ヘイワースに魅惑されて主人公が迷い込んだ場所、そこはまさに偽りだらけの鏡の国。鏡を一枚一枚撃ち抜くことで、やっと真実が見え始める。 (AONI) | [投票(5)] |