★4 | キリストものだったら『奇跡の丘』のほうが好きかも。確かにドライヤーの演出は堂に入ってる。風に揺れる白いカーテンが印象的。しかし、ものすごく単純な話をやたらもったいぶって語ってるようにも感じられるんだな。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★5 | ひどく衝撃を受けた。無防備すぎた。映画の力を侮っていた。 (tomcot) | [投票(1)] |
★3 | 渡る世間に神はなし。正直、ぜんっぜんワカラン。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★5 | まさに驚くべき奇跡的な映画。悠々たるカットで時間を定着することは比較的たやすいが、ヨハネスを皆で探す場面の短いカットのワイプ等でも驚くべき映画的瞬間の定着に成功している。世界映画史上の真のベストワンはこの作品かも知れない。 (ゑぎ) | [投票(7)] |
★5 | 静謐な、まるでムンクを思わせるようなある村の敬虔な人々の話。信仰という究極の問題を白黒の動きの少ない映像に詰め込んだ。神とは人を創り人を捨てる。それに、ちょっと意地悪だ。このラストは無信仰の僕でも感動を覚えた。世界史に残る映像です。 (セント) | [投票] |
★5 | 息が止まりそうな長いワンショット、風にゆれるシーツ、快感です。誰がこの奇跡を起こしたのか?少なくとも、登場人物たちは蘇生の喜びには浸っているものの、兄嫁の娘を筆頭に奇跡に驚愕はしていないし、 [review] (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 真摯な茶番劇。ドライヤーと小津。 [review] (バーボンボンバー) | [投票(1)] |
★4 | 本来なら人知の理解を超える話しが、あっけないほどの解りやすさと説得力を持って語られる。登場人物の宗教観が類型的に分類されてしまう一歩手前で、各人の個性や生活感と合理的に合致して説話的リアルを獲得しているからだ。単調に見えて精緻なドライヤー演出。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 戯曲を元とするこの会話劇は、ヨハネスの丘と十字架の立つ街道を除き、全て屋内で進行するのだが、役者達の演技力の確かさと、それを越えるドライヤーの人物の出し入れの巧さ、即ち「トビラ」の使い方の妙によって、退屈さとは無縁だ。ヨハネスが登場する度、私は映画的スリル、静謐な戦慄のようなもの、を感じていた。 (町田) | [投票(3)] |
★5 | 卑小で欠落の多い生き物ゆえにこそ訪れる恩寵。神の息遣いが伝わる宗教劇の傑作。登場人物の心の中の嵐が、粛々としたリズムの中で手に取るようにわかる。台詞一つ一つの駆動力の高さが桁違い。緩やかなパンニング、禁欲的なミディアムショット、固定焦点距離の絵作りなのにシーケンス転換は驚異的に鮮やか。 (ジェリー) | [投票(2)] |