★5 | イングマル・ベルイマンの映画を私はメンタル・スプラッタ・ムービーと呼んでいる。 (ニシザワ) | [投票(5)] |
★5 | これほどまでに暖かみを感じない、どんな光も奪ってしまう「赤」を今まで見たことがあろうか。あるとしたら、それは人間の血の色かもしれない。鑑賞後、急いで熱いお茶を飲んだ。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(11)] |
★5 | ベルイマンの集大成。カラーがなぜか印象に残っている。ひょっとしてベルイマンの初めてのカラーだったか。20ごろの映画は今でも脳裏に残っています。彼はその後「自分とは何か。人間とは何か。」から離れ始め、ある結婚の風景(夫婦)、秋のソナタ(母と娘)、ファニーとアレクサンドル(劇場、これがラスト)と多少通俗的になる。 (セント) | [投票(1)] |
★3 | 演出家としての腕はよーく分かりました、という感じ。でも、私が観たいのは映画なんですけど、、、。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★5 | とんでもなく情緒不安定で、悲惨な姉妹の家に雇われる事になった、召使の長〜くて、苦痛な時間。 アンナの日記。 [review] (よちゃく) | [投票(2)] |
★4 | 嫌な映画である。ベルイマンの真摯な悪意が、フィルムにとり憑いたかのような赤と白と黒。しかし目をそむけるどころか意識がスクリーンに吸い寄せられてしまう。きっとそれは、心の底に隠したはずの不安を暴かれるマゾヒスティックな快感を誘うからだろう。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 変態?すなわち神への挑戦。過去(姉)と未来(妹)の間で神格化される次女の存在(現実)を神に見立てて、家族の見えない憎愛を映像化した。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 「神の沈黙」とかなんとかに全く関係なく、ベルイマンの構成力に打ちのめされ、スヴェン・ニクヴィストの映像美に酔ってしまう。今にも啜り泣きが聞こえてきそうなそんな押し殺した映像、画面の緊張。なんという冷厳な人物造型。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★4 | 塵より生まれし者が塵に還るように、沈黙から生まれた叫びとささやきもまた、沈黙に還る。神の沈黙、母の沈黙。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | モノクロームの表現主義に傾倒してきた映像作家が虚飾を脱いで彩色世界で曝け出した女性観が血の色だというのが生々しくキツい。手法の変化という以上にベルイマンの内なるミソジニーが全開された転換点。だが先鋭的な神秘主義が後退したのが物足りない。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 女の情念が表に出た、そのまんま怪談とも言えます。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 赤の挿入、時計、聞こえてこない会話等。ベルイマンの中では、最もテーマを視覚化させる事に成功した映画だと思う。 [review] (くたー) | [投票(7)] |