★4 | カビリアの恋をめぐる物語には、どこか現実感がなくおとぎ話のような浮遊感が漂う。きっと彼女の足下と現実の間には微かな隙間があるに違いない。マシーナのマリオネットのような表情と身のこなしも、フェリーニの操る記号のひとつだと考えれば合点がいく。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 前半☆4つと思ったが、マリア参拝からの展開がすばらしい!もう大絶賛! [review] (ぱーこ) | [投票(13)] |
★3 | ジュリエッタ・マシーナは、瞳ひとつとってもそれが演技だから驚きだ。のちにいろんなマジックを見せてくれるフェリーニ作だが、このあたりはジュリエッタの演技自体がマジックだ。 (ナム太郎) | [投票] |
★5 | 何ということもない話なのに、なんでこんなに胸が締め付けられるのでしょう。ああ、みじめ。そして恐ろしい。 (chokobo) | [投票] |
★5 | 女である苦しみ、人である叫びの苦悩、目が良すぎるがために暗部の深淵を見過ぎてしまう事の奇蹟。平穏無事な生活・人生の流れの下にある不完全な素晴らしい価値観は、一度死の淵という媒介者を通さなければ真に誕生しないのか。素晴らしい素質であればあるほどに、それは絶対避けては通れぬ茨の道なのか。
[review] (ジャイアント白田) | [投票(3)] |
★4 | カビリアがラストで見せる表情を見。ふと、
『道』と『崖』のラストで見せる男たちの姿と比較して、フェリーニの
女性に対するなんらかの考え方が垣間見える気がする。 (モノリス砥石) | [投票] |
★5 | ジェルソミーナの延長にあるカビリアだが描く視点はより冷徹でてらいがない為、かえってストレートに感銘を呼び起こす。聖母寺院の参拝シーンのいかにもなバロックテイストに『甘い生活』へと向かう巨視感の片鱗がが垣間見える。その折衷感もまた絶妙なのだ。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 崖ぷっちでの絶望の叫びに胸が張り裂けそうになった。でも彼女は強い人だ。 (KADAGIO) | [投票(1)] |
★4 | どん底に突き落とされたにも関わらず、幸福感に満ちたカビリアの表情はなんだろう。
強烈すぎてしばらく頭から離れなかった。 (TOMIMORI) | [投票] |
★5 | カビリア、強く生きろよ…(泣) [review] (ドド) | [投票(10)] |