★3 | 静かな再生の物語。奇をてらわず、愚直なほど真っすぐな展開。読み飛ばすことなく、丁寧にページは繰られていく。それがやや物足りなくもあるのだけれど、それがこの作品の良さでもあるのだろう。真中瞳と堺雅人のコンビは、恋愛関係でもなく、むしろ友情ともいえる不思議な関係が、新鮮で心地いい。2人の演技にぎこちなさも残るが、見終わった後、優しげな余韻が、淡くではあるが、この胸に広がった。 (ことは) | [投票(4)] |
★5 | ご推薦で見ました。日本映画では細部まできりりと行き届いた秀作。あの「空」。あれが見たかったんだよね。あれが僕たちは見たいんだよ。いつまでも見続けていたい「心の空」、、、。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | オレの人生にも前野のような存在が欲しい。切実に。[下高井戸シネマ] [review] (Yasu) | [投票(8)] |
★3 | 方言の正確さのみで、映画の良し悪しなど決まろうはずはない。しかし“陽気な亡霊・前野”のその言葉が志乃の喪失感を回復へと導く呪文として、ここまで繰り返し発せられるのであれば話は別。その関西弁の不正確さが、致命傷に思えてならない。・・関係ないけど [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 前野くん、いい人すぎる。いつも画面の中心にいるんだもん。岩井俊二系の映画だなこりゃ。まあええんとちゃいまっか。 [review] (chokobo) | [投票(4)] |
★5 | この作品を高く評価する人は、1大阪弁に違和感のない人或いは好意を持っている人、2都会で一人暮らしをしたことのある人或いは似た経験のある人、だと思う。 [review] (KEI) | [投票] |
★3 | 映像・音楽ともに透明感があって好みだが、人物造形はリアリティに乏しく妙な気取りが鼻につく。不自然な大阪弁が胡散臭さに拍車を掛けている。中途半端なコメディ風の味付けにもズレを感じた。 [review] (薪) | [投票(3)] |
★5 | 日常“ココニイ《きていられ》ルコト” の幸せに気づかなくなる自分を、戒めるときに、思い出したい作品。 [review] (ありたかずひろ) | [投票] |