塩田明彦の映画ファンのコメント
(秘)色情めす市場(1974/日) |
展開が読めず、かなり難解に感じた。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
母娘の確執という閉じた世界は、破綻して爆死する者たちと並置されて浪花ど根性的な生の讃歌へ反転する。舞台の釜ヶ崎・安藤のモノクローム・芹の虚無と台詞廻しの3者が密接不可分な領域で変容・獲得した俯瞰の視座。リアリズムと寓話の奇跡的融合。 (けにろん) | [投票(1)] | |
ポルノとして観れば☆=2、一般映画として観れば☆=4 [review] (ボイス母) | [投票(9)] | |
幻影でしかないが確かに存在するはずの父を、手配写真の殺人犯に重ねてトメ(芹明香)の欠落感が浮遊する。「ゴム人形」と「ニワトリ」の交わりは、人であることの確認行為でもあり放棄でもあるのだ。ニワトリとともに飛翔を挑むサネオの通天閣シーンは圧巻。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |